生命保険というのは貯蓄しているお金では対応できないほどの大金事故や病気になってしまったときに足りないお金をカバーするものです。
例えば、子供が小さなうちは生命保険に加入するなど、残された家族のために死亡保障で備えることは重要です。
ただ、収入が安定している独身女性やDINKSに死亡保障は必ず必要なものではありません。
死亡保障の保険を重視するよりも貯蓄のほうに力を入れたほうが効率が良いです。
特に女性は結婚や出産などの働き方が変わるタイミングが多く、その都度、貯蓄額や人生設計を見直すことが重要です。
とはいっても保険の種類が多くてどれを選べばよいのかわからないという方も多いと思います。
そこで女性が入るべき保険としては
医療保険:女性に特有の病に配慮された内容なのかをチェック
がん保険:上皮内がんが対象かどうかを判断。入院・通院、再発時に給付金が出るかどうかを確認
生命保険:死亡した場合に残された家族に必要な費用を考えて判断
年金保険:受け取り方法を一生涯にするか、期間限定にするかを選択。運用方法が定額型なのか変額型なのか、戻り率の高さもチェック
生命保険会社によって保障内容が変わりますので以上の項目に着目して必要な保険を選びましょう。
この記事では働く女性にお得な保険は何か?保険選びはライフステージに応じて検討することについて書いていきたいと思います。
目次
女性が入っておきたい保険【会社員時代】
社会人になりたての時期は貯蓄も少ないです。
保険に入るとしたら月々の掛け金が少ない医療保険が良いです。
会社員として働き始めると会社の福利厚生を利用しつつ保険にはお金をかけずに貯蓄に力を入れると良いです。
女性が入っておきたい保険【結婚・出産】
結婚したての夫婦は共働き、子供がいない時期は将来の貯蓄に力を入れると良いです。
出産を考えるようになったら切迫流産や帝王切開などの想定外の事態も考えて妊娠前に入院や手術の保障がある医療保険を検討しましょう。
帝王切開で出産する人の割合が、この20年でほぼ倍になっています。
帝王切開での出産に関してはこちらの記事でまとめています。
女性が入っておきたい保険【子育て】
子供が小さなうちは万が一も考えて生命保険の死亡保障で備えるようにしましょう。
夫がメインで働いている場合であっても妻が入院や死亡してしまった場合は子育てを夫がメインでしなくてはなりません。
この時に家事代行やベビーシッターを雇う場合は出費も多くなります。
子供が小学生くらいになるまでは死亡保障を増額しておいたほうが良いです。
子育ての記事はこちらもどうぞ。
女性が入っておきたい保険【住宅購入】
マイホームを購入する際には住宅ローンの支払いの中に団体信用生命保険という保険がセットされています。
団体信用生命保険というのは例えば、一家の大黒柱である夫が死亡してしまった場合は住宅ローンの返済が0円になるというものです。
住宅ローンを組んだ時点で死亡保険に加入したのと同じ効果がありますので死亡保障の金額を減額することも可能です。
もし、住宅購入しない場合で専業主婦や夫婦で収支を分けている場合はどちらかが死亡した場合には家計に大きなダメージがありますので、夫婦ともに生命保険に入ることを検討しましょう。
住宅の購入の記事はこちらもどうぞ。
女性が入っておきたい保険【老後】
老後までには十分な貯蓄を蓄えることが大切です。
老後に関しては年金支給の時期が近くなってきてから対策するのではなく、若い世代のうちにコツコツと準備しておくのがベストです。
死亡保障を手厚くしないといけない時期であっても併せて貯蓄型の生命保険に加入しておくといった方法が有効です。
まとめ
この記事では働く女性にお得な保険は何か?保険選びはライフステージに応じて検討することについて書いてきました。
女性の場合はライフステージに応じて必要な保険が変わりますのでライフステージが変わるタイミングで保険の見直しを行う必要があります。
見直しをしなければ不要な保険に無駄にお金だけを払ってしまい意味がない場合もありますので注意が必要です。