何故、生命保険に加入するのか?
それは「少ない掛け金で多くの見返りを期待する」
この為に生命保険には加入するものだと思います。
多くの保険料を払って少しの見返りしかないのであれば誰も保険には入らないと思います。
生命保険に入る時に間違っても、一生懸命働いて得た大事なお金を払って、生命保険会社に貢献しようとは思わないと思います。
ただ、実際のところはダメな保険に入って損している事もあります。
この記事ではダメな保険を選ばない為にできる事について書いていきたいと思います。
目次
ダメな保険に入ってしまっている人の動機
ダメな保険に入ってしまっている方の特徴としては
・大きな保険会社の保険だから
・有名な保険会社の保険だから
・周りの友人や会社の人がみんな加入しているから
・保険の設計書を見ながら説明を聞いたが、わからないけど信用した
・親戚、友人、知人からの紹介だから大丈夫だと思った
・保障の内容は分からないが、これくらいの保険料なら払えると思った
・テレビなどで大々的に宣伝をしているから
・とにかく何か保険に入れば大丈夫と思ったから
といった動機で入っている方がほとんどです。
会社の大きさと知名度は関係ない
生命保険を販売している会社が有名だから、この保険にした。
実際にこの選び方でいいのでしょうか?
ダメな保険を売っている会社に限って大きな会社、有名な会社です。
何故、ダメ保険を販売しているのかと言いますと
バブルの時に大量に売った「予定利率の保険」をたくさん抱えている為、金利が稼げない今は、その契約のために「巨大な逆ザヤ」に苦しんでいるわけです。
逆ザヤの契約を解消するには契約者に約束した金利を稼げばいいのですが、リーマンショック、円高による為替差損とたて続けに不況が襲い、逆ザヤ契約を抱えた漢字系各社は加入者の不利など関係なく、転換に走っている状態です。
本当に加入者に目を向けた経営をして、加入者本位の商品を販売している会社は片手ほどしかなく、ほとんどの会社が「利益が上がればどんな商品でも売ってしまえ」という状況です。
こんな状態でも大きな会社、有名会社を信じる事ができますでしょうか?
ダメ保険を売っている会社の見分け方
ダメ保険を売っている会社を避けるためにはまずは
・保険会社の大きい小さいは気にしない
・その保険会社が有名かどうかも選択基準から外す
そして、どういう保険を販売しているのか、どういう会社であるのかを見ていきます。
■抱き合わせ保険を扱っているか?
定期保険特約終身保険のように、ある保険に別の保険をセットしているのが抱き合わせ保険ですが、こういった保険を扱っている会社には注意です。
■アカウント型保険の販売をしていないか?
アカウント型保険を販売している会社の保険には入らないほうが良いです。
■転換制度
転換制度がある保険会社の保険には、保険の種類を問わず入らないほうが良いです。
保険の見直しを理由に予定利率が高い保険をわざわざ、予定利率の低い保険を提案してくる場合もありますので、注意が必要です。
保険に入る際の注意点についてはこちらの記事もどうぞ。
まとめ
この記事ではダメな保険を選ばない為にできる事について書いてきました。
保険は人生で二番目に高い買い物と言われていますので、自分にとって必要な保険とは何かしっかりと決めて加入しましょう。
しっかりと自分にとっての保険の必要性を理解した上で、保険をメインで扱うファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するようにすると良いです。