日経平均は1月半ばに始まったコロナショックで、わずか2カ月で29%の暴落となっています。

下落スピートの速さ、下落率の大きさにおいて、過去にあまり類のない暴落です。

それでもまだ、暴落は続いていますので、さらに大きく下落する可能性もあります。

そんな中で不動産投資を始めようか検討されている方にとっては不動産が株価の影響を受けるのかどうか、気になるところです。

株価暴落時に不動産投資に影響はあるのでしょうか?

この記事では株価暴落時の不動産投資への影響について書いていきたいと思います。

株価は上がり下がりが激しい

株の価格(資産価値)というものは、不動産と比較すると上がり下がりが激しいものです。

ストップ高、ストップ安という仕組みはあるものの、短期間で価格が急上昇したり大暴落することも珍しくありません。

例えば、1000円で買った株が一ヶ月後に会社が潰れて0円=資産価値0になる事だってありえますし、逆に100円で買った株が1年後には1000円になるという事もありえるわけです。

ただ、この部分だけ見て株は不動産よりも有利だとか不利だとかと言うことはできません。

理由としては短期間で資産価値を10倍20倍にしようと思っている人にとっては株のが有利です。

資産価値が0になってしまうリスクがあると考えると怖い部分もあるわけです。

株の特徴として、資産価値という面ではリスクの大きさに比例してリターンも大きくなる可能性があるということです。


不動産投資は景気動向に対応する

不動産の価値は、基本的に景気の動向に対応します。

株は景気が良くても株価が下がったり、または潰れてしまう会社も珍しくありませんが、不動産価格は景気が上向きの時は、どこの土地でも概ね価格が上昇します。

逆に言えば、景気が悪くても株価が急上昇するような会社はありますが、景気が下向きの時はどこの土地でも概ね価格は下がります。

つまり、資産価値の増減が株と比較すると穏やかと言えるます。

不動産の価格は暴落するのは考えにくい

不動産の価格は暴落するというイメージを持っている方も中にはいらっしゃいます。

これはバブルの時の10分の1になってしまった物件があった事からきているイメージだと思います。

でも、これはかなり例外的な物件です。

バブルの頃に5,000万円で売っていた都心の新築マンションが今は500万で買えるなんてことはありません。

まあ、せいぜいが半額の2,500万になったというところだと思います。

しかし、株は違います。

0円になってしまった株はたくさんありますし、日経平均だって2カ月で29%の暴落となっているのが、現実です。

不動産は株と違って資産価値が0円になることは絶対ありません。

2,000万円で買った家が100万円にもならないということは起こらないです。

まとめますと

■不動産

資産価値が0になることはない

資産価値の増減のスピードが穏やか

■株式投資

資産価値が0になることは普通にあり得る

資産価値の増減のスピードが速い

ということになります。

家賃は景気が悪くても暴落はしない

サブプライムがはじけても家賃は下がりません。

全く影響が無い訳では無く長い時間を掛けて徐々に連動していきます。

バブルがはじけて以降、長い時間を掛けて賃料は1割未満下がり、現在はバブルの頃の水準に回復しています。

この期間は約25年程で景気を左右する様々な出来事がありました。

・サブプライム

・東日本大震災

・東京オリンピック開催決定

・熊本地震

・イギリスEU離脱

・アベノミクス

これらの要素に対しても、家賃が大きく変わる事はありませんでした。

不動産投資は変化が緩やかな家賃相場に対して投資していく現物資産の投資法です。

まとめ

この記事では株価暴落時の不動産投資への影響について書いてきました。

株式取引は景気の影響をもろに受けますが、不動産は景気に左右されにくいです。

不動産投資の重要な部分である家賃に関しては景気が悪いからといって暴落する事もないので、リスクを最大限に抑える事ができる投資方法と言えます。

ただ、いくら景気に左右されないからと言って物件選びを間違えてしまうと家賃すら入ってこない事もありますので、注意が必要です。

よりリスクを抑える方法については不動産投資で失敗しないためのリスク回避の方法の記事でご紹介しています。