株式投資で最も稼いでいるイメージが強いのはデイトレードという取引方法で、デイトレードに憧れを抱く方も多いです。
株式投資と言えばデイトレードの事を思い浮かべる事が多い為、日中ずっと株価を見ていないといけないから、会社に勤めていると取引は難しいなと思っている方もいらっしゃいます。
株式市場にはデイトレーダー、スイングトレード、中長期投資といった投資家が存在します。
この記事では株式投資の投資スタイルとは?それぞれの利益の上げ方について書いていきたいと思います。
目次
一日で売買を完結させるデイトレード
デイトレードは日計りともいい一日の取引時間の中で何度も売買を繰り返して売却差額で利益を得る方法です。
特徴としては買った日と同じ日にその株の売買を完結させるというところです。
デイトレードのメリットとしては
・取引時間外のニュースの影響を受ける事がない
・株価全体に大きな動きが無い場合でも利益が出る
・成果が早く出る
デイトレードでは買ったその日に株を売って手仕舞いします。
手仕舞いというのは売買を完結させるという意味です。
また、取引時間後に業績悪化などのニュースが出てしまった場合は次の日は株価が下がって取引が始まる事が予想されます。
株を次の日に持ち越していた場合は株を次の日に売る場合は売却損が出る事になりますが、その日の内に売買を完結していればニュースによる値下がりによる損をすることはないです。
一日内に取引を食い返すので投資の結果がすぐに出るので、短期的な値動きで利益を上げる事が可能です。
スイングトレードはタイミング重視の投資方法
スイングトレードはデイトレードと似ていますが、違いは株を翌日以降に持ち越す事です。
売買の完結を2日から1週間くらいで行います。
メリットとしては
・一日中画面を見ている必要はない
・取引時間外の好材料で値上がりが期待できる
・株価全体に大きな動きが無い場合でも利益が出る
デイトレードよりも長く株を保有するので、会社員にとっては株を一日中見ていなくても良いというのがメリットです。
デイトレードとスイングトレードは会社員に向いていない
デイトレードとスイングトレードは仕事の片手間でできるものではありません。
スイングトレードはデイトレほど取引が頻繁に行われないにしても短期間で銘柄を入れ替えて売買をするわけですから、次にどの銘柄を買うとか常に情報収取しておかなければなりません。
株式投資に対して日々、かなりの時間と労力が必要とはなります。
また、大きな利益を求めるのであれば値動きの大きい銘柄を選ぶ必要があります。
値動きが大きい銘柄を選んだ場合は大きな損失が出る可能性もありますので、日中も値動きのチェックをしないといけません。
会社員は値動きをチェックする時間などあるわけないですから、なかなか難しいと思います。
短期的な値動きは気になくていい中長期投資
中長期投資とは数ヵ月、数年、数十年の単位で株を保有する前提で行う投資の事です。
株を購入する際には企業の事業内容や業績を分析して「この企業は成長しそうだから面白そう」と選んでからその銘柄に投資します。
一度、買ってしまえば株価が上がっていく事を信じて待っているだけですので、会社員向けの投資方法です。
注意したいのは一度株を買ってしまうと投資の成果が出るまで時間がかかるので投資した分の資産が長期間使えない事です。
まとめ
この記事では株式投資の投資スタイルとは?それぞれの利益の上げ方について書いてきました。
大きな利益を目指すのであればデイトレード、スイングトレードです。
この二つの投資方法は時間と労力が必要なので、会社員には向いていないと言えます。