NISA「ニーサ」とは少額投資非課税制度のことで、国民の銀行預金や貯金投資に使ってもらう事を目的に年間120万円以下の投資で得た利益が非課税として優遇される制度です。

2014年からNISAは始まりましたが、NISAはイギリスのISA「アイサ、incividual saivngs accountの略」をモデルとして作られており、英国では1999年の導入以来、国策として高い評価をえています。

金融庁の調査によりますと、NISA口座を開設する人は年々増加傾向にあり、2016年3月末で1,012万以上口座開設されています。

さらにジュニアNISAも始まり、20代や30代だけでなく未成年のNISA口座数も増えてきており、NISAでの株の購入金額はすでに7兆円を超えています。

この記事では少額投資が非課税になるNISAについて説明します。

 

 

 

 

この記事の内容

1.NISA口座は確定申告不要で非課税

2.100万円の株を買って150万円まで値上がりした場合

3.非課税対象の投資金額に制限がある

4.NISAの非課税期間は5年間

5.知っておきたいNISA(ニーサ)の落とし穴

6.まとめ

NISA口座は確定申告不要で非課税

NISAのメリットとしては120万円までの投資なら株や投資信託などで得た利益の税金がかからない事です。

NISAでない普通口座「特定口座・一般口座」だと、投資で得た利益は20.315%の税金がかかります。

それがNISAなら非課税です。

特定口座:年間の取引報告書を証券会社が作ってくれる口座で特定口座には源泉徴収ありと源泉徴収なしというものがあり源泉徴収ありの場合は確定申告不要ですが、確定申告はできます。

一般口座:年間の取引報告書を自分で作成する必要があり、一般口座を利用していると基本的に確定申告は必要となります。

 

 

100万円の株を買って150万円まで値上がりした場合

100万円の株を買って150万円まで値上がりした時に売ったら、売却益は50万円です。

実際のところ20.315%という税金がかかりますので、受け取れる金額は50万円ではありません。

NISAであるのとないとでは受け取る金額が全然違います。

NISAの場合:売却益の50万円をそのまま受け取ることができる

NISA以外の場合:売却益50万円にかかる税金 50万円×20.315%=1,015,75円

実際にもらえる金額は500,000円-101,575円=398,425円となります。

つまり、NISAだと101,575円も多く受け取る事ができるという事なんです。

NISAで間違えてしまいがちなのが、非課税になる対象です。

売却益の120万円までが非課税になるわけではなく、120万円の資金で購入した株に対して出た利益「売却益」への税金が免除になるという制度です。

例えばですが、120万円の株を購入して、500万円で売った場合は売却益380万円が非課税になります。

さらに、NISAの良いところは非課税の為、確定申告も必要ありませんので、手間もかかりません。

非課税対象の投資金額に制限がある

NISA口座では年間120万円までしか株などの金融商品は購入できません。

120万円の非課税枠はその年限りしか使う事ができませんので、非課税枠が20万円あまったからといって翌年に繰り越す事は出来ません。

さらにNISA口座で50万円の株を買うと残りの非課税枠は70万円になりますが、そこで50万円の株を売ったとしても非課税枠が120万円に戻る事はありません。

NISAの非課税期間は5年間

NISAは期間についても制限があります。

ある年に買った株の売却益や配当金が非課税になる期間というのは、買った年を含めて5年間になります。

非課税期間が過ぎたときの選択肢としては

■NISAで買った株を売る

■NISAでない口座に移す

あとは翌年から非課税枠に移すというロールオーバー「継続する為、新たに移すこと」ができます。

ロールオーバー後はさらに5年間非課税投資を続ける事ができます。

ロールオーバーしたのが50万円分なら「120万円-50万円=70万円」なので、70万円分はNISA枠で新しく株を購入できます。

知っておきたいNISA(ニーサ)の落とし穴

NISA口座を作ったら

配当金等受取方式は必ず株式比例配分方式にしておく必要があります。

株式比例配分方式:証券口座で受け取る

配当金領収証方式:ゆうちょ銀行や郵便局で「配当金領収証」を持参して受け取る

登録配当金受領口座方式:銀行口座で受け取る

こ株式比例配分方式以外だと配当金に課税されてしまいます。

受取方式は口座開設後でも変更は可能ですので、株式比例配分方式以外になっている場合は変更しましょう。

まとめ

少額投資が非課税になるNISAについて説明してきました。

NISAの最大のメリットとしては120万円までの投資なら株や投資信託などで得た利益の税金がかからない事です。

税金が課税されるかされないかで、受け取る金額が10万円以上変わる事もありますので、ぜひ活用しましょう!!