不動産投資は一度始めるとなかなかすぐにやめる事は出来ません。
不動産は流動性が低いと言われています。
流動性とは「一般にモノがが慣れ動く容易さを表す概念」とされています。
経済用語としては資産がいつでもいくらでも、適正な価格で換金できる事となります。
資産の中でも、預貯金、株式、投資信託などの金融資産や車、機械、不動産などの現物資産があります。
資産の中では預貯金や株式などの金融資産は流動性が高く、不動産などの現物資産は流動性が低いと言われています。
預貯金であればその日のうちに現金を引き出せますし、株式でも3~4営業日あれば現金化する事は出来ます。
不動産の場合は売却しようと思い立ってもその日の内に現金化できませんし、数日でも難しいです。
物件の売却への流れとしては
・売却額の査定
・売却活動開始
・購入の申し込み
・売買契約
・決済・引き渡し
というステップを踏んでいくわけですが、買う人が銀行融資を受ける場合はさらに
・融資申し込み
・融資審査
・融資実行
と時間がかかり、不確定要素が多く含まれる行為が必要となり、早くても1ヵ月や2ヵ月はかかるのが当たり前です。
ただ、この1ヵ月から2ヵ月というのはスムーズに売却が進んだ場合の話です。
物件次第でかなり時間がかかる事もあるわけです。
ここで自分が購入した物件は売れにくいのではないだろうか?という不安感が出てくることもあると思います。
この記事では売れないマンションの特徴は?売却も考えたマンションの選び方について説明していきます。
目次
売れにくいマンションの特徴【築年数が古い】
築年数が古いというのは売れにくいマンションの特徴の一つになります。
築年数が古いマンションはマンション自体の価格は安くはなりますが、以下のデメリットがあります。
・設備が老朽化している為、使いにくい
・管理費や修繕積立金が高くなっていることがある
売れにくいマンションの特徴【大規模なマンション】
数百戸あるような大規模なマンションは他の部屋と売却に出されてるタイミングがかぶってしまう事もあります。
他の部屋お同時に理に出すと値下げ合戦が始まってしまい価格を下げなければ売れにくくなります。
売れにくいマンションの特徴【立地が悪い】
この立地に関しては最も重要な要素となります。
マンションを借りる際に入居希望者が最も重要視するのは立地です。
一般的に最寄りの駅から10分圏内というのが一つの目安となり、10分以上かかる場合は売れにくくなります。
また、駅から10分圏内でもその都市の中心部まで移動するのに時間がかかりすぎるエリアは人気がありません。
物件選びに失敗しない為のポイントはこちらの記事もどうぞ。
売れにくいマンションの特徴【周辺環境が良くない】
マンションの近くに工場や高速道路などがあったり、夜になると治安が悪いというマンションも売れにくいです。
こういった物件は値段を下げなければなかなか売れにくいです。
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出口戦略を意識した物件選び
売却をスムーズに運んで希望通りの価格で売るには売却時にも十分な価値がある物件を選ぶ事が大切です。
不動産投資物件を買う側としては購入した物件で収益を上げる事ですので、立地条件や物件の状態、空室率、利回りが関心の対象です。
売る事まで視野に入れて不動産投資を始める場合は物件を買う側からの視点で物件選びをする事が大切です。
出口戦略についてはこちらの記事もどうぞ。
まとめ
売れないマンションの特徴は?売却も考えたマンションの選び方について説明してきました。
不動産は物件選びを間違えると売れるのに時間がかかってしまいますが、どんな物件にも興味を持つ人はいますので絶対に売れない事はありません。
物件を選ぶ時が一番大事ですので、売れにくい物件の特徴をまずしっかり抑えてから不動産投資は始めましょう。