会社に勤めながら投資として投資用の不動産を購入して家賃収入を受け取っている方をサラリーマン大家といいます。

不労所得と言えば、家賃収入というイメージが強いですが、現役のうちにこの家賃収入を得る為に投資用の不動産を購入して老後に備えて資産形成している方やアーリーリタイヤを目指している方もいらっしゃると思います。

不動産投資と言っても様々でマンションを1部屋、2部屋を運用というケースもあれば、アパートやマンションの一棟を経営するというケースもあります。

不動産投資はリスクが高いというイメージの方もいらっしゃると思います。

アパート・マンション向けの融資は積極的になっている金融機関もあり、アパート・マンションの建設が行き過ぎ感があるのに対して、賃貸の需要はあるのかという見方もあります。

現在、日本は人口減少社会に突入しているわけで、すでに全国で820万戸の空き家があり、その半分は貸家となっているという現状です。

これからも本格的な人口減少社会が到来し、空き家が増え続けるのは間違いないと言われている中で不動産投資なんてという方もいらっしゃると思います。

確かに、人口減少は事実であり、物件の供給過多になっているのも事実だと思います。

ただ、全国で見た場合に820万戸の空き家という結果になっていますが、これはあくまでも日本全体でという事です。

全国的に見るとどんどん人口が減っている地域はかなりあると思いますし、その人口が減っている地域で建てた物件は人が住まずに空き家になる可能性は高いですよね。

人口が減っている地域もあれば、増えている地域もあるというのも事実です。

確かに日本全体でみると人口は減っていますが、人口減少は都市部への一極集中化によるものという見方もあるのではないでしょうか。

例えば、東京の人口は減っていますか?

人口の伸びを見ると他の都道府県が人口傾向にある中、福岡市については平成30年1月1日現在157万人となっております。

福岡市は人口増加率では政令都市の中でダントツで全国一位です。

海外紙が選ぶ「世界で最も住みやすい都市」の中でも常に上位に選ばれています。

2017年に英国のグローバル情報誌「モノクル(MONOCLE)」が毎年発表する「世界で最も住みやすい都市ベスト25」で7位に入っております。

日本は10位以内に3つの都市がランキングしていましたが、東京が1位になっており福岡は東京の増加率を現在、超える事はできないようですが、京都が9位となっておりその上をいってます。

人口が増えている場所で不動産投資を行えば、しっかり成り立つお話です。

この記事ではサラリーマンが不動産投資を始める際に選ぶべき物件につい説明していきます。

目次

サラリーマンが選ぶべき物件は?

不動産投資と言っても不動産のタイプ、エリアなど様々な条件がります。

サラリーマンが選ぶべき物件はどのような物件でしょうか。

大きく分けると

・一棟物件or区分マンション

・新築物件or中古物件

・ファミリータイプ物件orワンルームタイプ物件

といった部分で比較してみましょう。

一棟物件or区分マンション?

売買の価格としては一棟物件の方が高くなります。

また、一棟物件は管理面でも修繕計画や定期点検など手間がかかります。

区分マンションですとほぼ、不動産管理会社で管理してもらえるので、手間がかからないのが大きなメリットです。

この手間がかからないという部分がサラリーマンには適しています。

新築物件or中古物件?

新築物件は中古物件よりも高くなります。

築浅の中古物件の場合は新築物件の7割前後で購入する事ができます。

また、新築物件の場合は家賃が高めに設定されており、入退去があると家賃は下がる傾向にありますので、相場の家賃で落ち着いている築浅中古物件がオススメです。


ファミリータイプ物件orワンルームタイプ物件?

ファミリータイプの物件の方が部屋の面積が広い為、ワンルームタイプより売買価格が高くなることが多いです。

学生さんやサラリーマンなどの単身者の方が賃貸需要としては高いです。

ワンルームタイプの方が安定的に家賃収入を得る事ができます。


まとめ

サラリーマンが不動産投資を始める際に選ぶべき物件について説明してきました。

サラリーマンは本業がある中で不動産投資を行うわけですから、手間がかからないことが需要だと思います。

物件は築浅の中古区分マンションで単身者向けのワンルームタイプの方が適しています。