サラリーマンで投資を始める方が非常に増えています。

・終身雇用が事実上なくなり生涯収入が減少する人が増加

・年金の受給開始年齢の引き上げ

・長寿の人が増えて老後の必要資金が増加

このほかにも様々な理由はありますが、時代が流れて人生設計の考え方にこれまでの常識が通用しなくなってきたという傾向にあるので、自分の身は自分で守るものという考え方の方が増えてきているので、サラリーマンで投資を始める方も増加しているようです。

ただ、サラリーマンが投資を始める際に大きなリスクとなる藻は「時間の制約」です。

当然、仕事中に株式市場の動向を確認したりすることはできないですし、そんなことしてたらクビになってしまいますよね。

投資商品もいろんなものがありますが、時間の制約を受けない投資としては不動産投資があります。

不動産投資は自分の持っている物件を人に貸して家賃収入を得るという方法ですが、手数料さえ払えば不動産会社が住んでいる人のお世話をしてくれますので、特に何かしないといけないわけではない為、本業に専念できる投資です。

そういったサラリーマンが投資を始める上で大切な時間の制約を受けないという大きなメリットがある為、サラリーマンで不動産投資を始める方も多く、人気の投資先です。

人気の理由は

不動産投資はサラリーマンに向いている理由とは?

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サラリーマンが投資する上で大切なことは株式投資なら株式の勉強をFXなら為替、不動産投資なら不動産という投資対象の勉強をすることも大切です。

投資と聞くとギャンブルのイメージがありますが、正しい知識を身につけてから投資を始める事で、ローリスクな収入源へと変化してくれます。

投資を始めるにあたりまず知っておきたいことは利回りの計算です。

この記事ではサラリーマンが投資を始める上で知っておきたい利回り計算について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

この記事の内容

1.利回りとは?

2.利率の計算方法

3.利回りと利率の違い

4.株式投資の配当利回り

5.不動産投資の利回り

6.まとめ

 

 

 

 

 

目次

利回りとは?

利回り(年利回り)とは投資した金額に対する収益割合を1年当たりの平均に直した数字を意味します。

例えば、100万円を投資して、20万円の利益が上がったのならその投資利回りは20%になります。

利回りが高い数値であれば、それだけ投資効率の優れた投資先という事になります。

利回りは投資先の金融商品によって利回りの呼び方が変わります。

利率の計算方法

利率というのは利益がもらえる率の事で、債権を利用する際は額面金額に対する毎年受け取る利息の割合のことを表します。

つまり額面金額が100万円で利息が5万円だった場合は利率は5%になります。

利回りと利率の違い

利率というのは額面金額に対する毎年受け取る利息の割合のことを表しているので大まかな数値は出ますが、実際の計算とは異なる場合があります。

一方で利回りというのは額面金額にプラスして実際の投資金額や金利が変動した分の差異、税金の額なども加えた際の利息の割合になります。

利回り計算の場合は大まかな計算で出る利率とは違って、とても細かい数値になることが多いです。

また、利回りというのはその時の状況によって変動もしますので、最初に大体の利率を計算しても利息の割合にズレが生じる事もあるので、投資をする場合は利率より利回りを判断基準にするといいです。

 

株式投資の配当利回り

投資と聞いたら株式投資をイメージする方は多いと思います。

サラリーマンで株式投資を始めている方も多いです。

株式を買うという事は企業の一部である株を所有する事になりますが、買う事によって会社のオーナーの一人になるという事です。

株式投資は2種類の方法で利益を得る方法です。

株を売って利益を得る(キャピタルゲイン)は株を安い時に買って高くなったら売るという方法と株を持ち続けて配当金を受け取る(インカムゲイン)方法があります。

株式投資の配当利回りの計算方法としては

配当利回り=(1株あたり年間配当金額÷1株あたり購入金額)×100

という計算方法になります。

株式投資の利回りについては

投資で失敗しない為に!高利回りだから成功するとは限らない

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不動産投資の利回り

不動産投資の利回りについては大きく分けて3つの種類が存在します。

■表面利回り

表面利回りというのは不動産の販売資料などに掲載されている利回りになります。

表面利回りの計算式は

表面利回り=年間収入÷購入価格×100

■想定利回り

想定利回りは売主が参考として算出したり利回りになります。

想定利回りの計算式は

想定利回り=年間収入「想定」÷購入価格÷100

■実質利回り

実質利回りは表面利回り・想定利回りよりもさらに正確に割り出されるものです。

不動産投資を行うと固定資産税・修繕費といった様々な支出が発生する事は間違いありません。

実際に不動産投資をした場合に利回りに最も近いといえるのがこの実質利回りです。

実質利回りに計算式は

実質利回り=(年間家賃-年間支出)÷購入価格×100

不動産投資を始める際に物件を選ぶ際には利回りも重要ですが、利回りだけで選ぶと失敗します。

理由についてはこちらの記事も

不動産投資は利回りがすべてか?高利回り物件であれば失敗しない?

どうぞ。

まとめ

この記事ではサラリーマンが投資を始める上で知っておきたい利回り計算について書いてきました。

サラリーマンの給与は下がることはあっても上がることは考えにくいです。

現役のうちに何か投資を始めたりと未来の自分への準備をしっかりしておくことがとても重要だと思います。