実際に住んでみてお部屋探しの際に「ここを見ておけばよかったな」と失敗してしまうケースはあると思います。
失敗したからといってすぐに引越しするわけにもいきませんので、失敗しない為にも物件を内覧する際は注意したいものです。
この記事では賃貸物件の内覧時に注意したい事について書いていきたいと思います。
目次
賃貸物件は内覧してみないと分からない部分が多い
内覧時はまず、日当たりや騒音、実際の広さなど、間取図だけでは分からないことを中心に確認し、部屋の良し悪しを判断することが大切です。
間取図や写真だけでは、日当たりや騒音は分からないです。
間取り図が南向きとあっても、目の前の建物の高さや離れ具合で日当たりは変わってきます。
騒音に関しても大通りに建っている物件だから騒音が気になるだろうと思って実際に現地に行ってみるとそんなに気にならない事もあります。
また、間取図で単に「6畳」とあっても、天井が高く、窓が大きくて開放感があるなら、他の6畳より広く感じることもあります。
お部屋探しをする際には自分の目で見て確かめることが大切です。
賃貸物件内覧時はメモを取ることが大切
物件を1件だけ見てこれにしようという方は少ないと思います。
内覧する物件を3件ほどに絞って決めるという場合が多いです。
物件を複数見ていくと部屋の印象を忘れてしまうこともあるので、携帯のメモ機能で感想を記録したり、許可を得て写真を撮ったりするのもオススメです。
入居中物件の場合も実際に見に行くことが大切
まだ入居者が住んでいて室内が見られない場合もあります。
毎年1月から3月くらいまでが賃貸物件の入れ代わりが多くなる時期です。
その時にお部屋探しをすると今は入居中だが、1ヵ月後には退去するという物件も多くなります。
この時期になると賃貸物件の需要が高くなるので、入居中でも申し込みが入るというケースも多いです。
中は見れなくても失敗しない為にも必ず現地に足を運んだほうが良いです。
内覧はできなくても日当たりや眺望、騒音などはある程度推測できるし、建物全体や共用部などの様子もわかります。
場合によっては別の部屋で内覧できる場合もあります。
賃貸物件内覧時のチェック項目
物件内覧時には入居後に「失敗したな」 と思わない為にも隅々まで見ておきましょう!
【日当たり】
日差しは入るか?明るいか?西向きなら午後からの日差し、東向きなら午前中の日当たりがいいなど、向きによって明るい時間帯は違います。
また窓の大きさによっても明るさは変わってきます。
床まである大きな窓か、腰までの窓かで明るさは違ってきます。
【広さ】
居室の広さは十分? 家具のサイズを測っておくと、「ここにソファーを置くと、こんな感じかな」とイメージしやすいです。
【騒音】
電車、車、にぎやかなお店からの音がどれくらい聞こえるか確認しましょう。
繁華街が近いと夜の感じも気になるところですので、時間を変えて物件の周辺だけでも確認した方が良いです。
【プライバシー】
目の前に、どれくらいの高さのどんな建物がどれくらい離れて立っているか?
特に女性の場合は日中にカーテンを開けられる環境かどうかのプライバシーの部分でも気になるところです。
洗濯物が干せる奥行きがあるかも大切です。
また、通路側からみて、どう見えるかも確認しておいた方が良いです。
【家電の位置】
コンセントの数が少なすぎてタコ足配線になったり、家具やテレビの場所が決まってしまう事もあります。
特に古い物件は注意が必要です。
家具のサイズも測っておいた方が良いです。
例えば、ドラム式洗濯機は大きいので特に注意が必要です。
冷蔵庫の扉の向きによっては所定の位置では使いにくい場合もあります。
【洗濯機置き場】
家賃が安い物件に多いのが洗濯機置き場がなしという物件です。
洗濯機置き場がないとコインランドリーに毎回、行かないといけませんので、面倒です。
【収納】
収納が少ないと収納の家具を別で用意する必要があります。
そうなると部屋はどんどん狭くなっていきます。
収納を確認する時は奥行き・高さはあるか、物は出し入れしやすいか、中の棚は可動式かなど、何を収納するかイメージしながら確認しましょう。
【水まわりの収納】
キッチンや洗面室の備え付けの収納が充実しているかどうかも確認しておいた方が良いです。
こまごました物が多い場所なので意外に重要になります。
【設備】
汚れ・キズもどの程度あるか、大きな傷は指摘しておきたいところです。
築年数が経過している物件程、入居前に直してもらえるか確認しておいた方が良いです。
コンロ、エアコン、照明などの設備はあるか、またエアコンは動くか、インターホンは鳴るかなども実際に確認しておきましょう。
まとめ
この記事では賃貸物件の内覧時に注意したい事について書いてきました。
内覧する際はどこをチェックしたらしいのかを自分なりにまとめておいた方が良いです。
出せる家賃で妥協しなければいけない部分も出てくると思いますが、自分なりの基準は決めておきましょう。