賃貸物件を探す際は場所も大事ですが、家賃が最も気になる部分だと思います。
家賃が安ければ安いほどいいと思う事は当たり前の事です。
家賃重視で探していくとどうしても古い物件になったり、場所が極端に悪かったりと悪い条件が増えていきます。
それでもとにかく古くても家賃が安ければ問題ないという方もいらっしゃいます。
これはどこのエリアでもそうですが、家賃が安くなると3点ユニットというお風呂とトイレが一体化した物件の数が増えていきます。
特に女性に多いのが、多少古くてもいいが、お風呂とトイレは別が絶対条件という方も多いです。
福岡でもそうですが、どうしても家賃が安い物件ですと圧倒的にお風呂トイレが一緒という物件が圧倒的に多いです。
まず、賃貸物件を探す時にはゆずれない条件としてお風呂とトイレが別というものを思い浮かべますが、それ以外にも家賃が安い物件には注意しないといけない事があります。
この記事では意外と知らない福岡の家賃が安い物件に住む際に注意したい事について書いていきたいと思います。
目次
家賃が安い物件だと住民とのトラブルの確率が上がる
家賃が安い物件に住んでいる住んでいる方は低額所得者の方や年金生活者または生活保護を受けている方が多いです。
賃貸管理をしていて思う事ですが、家賃の安い物件に住んでいるすべての方に問題があるわけではないですが、トラブルが多いです。
入居者の方と接する事も多いですが、だいたい連絡を取る時は家賃の滞納があった時です。
滞納する方の傾向としては家賃の安い物件に住んでいる方が多いです。
トラブルが発生した時の対処方法についてはこちらの記事でまとめています。
家賃が安い物件は外国人入居者も多い
福岡は外国人入居者の方が多い街でもあります。
福岡市の2015年のデータによりますと一番多い国籍は「中国」の1万1016人で全体の38%で続いて「韓国または朝鮮」が6,236人の21%、三番目に多いのが「ネパール連邦民主共和国」で四番目はベトナムの2,482人の8%です。
その中で在住ネパール人は2005年は146人しかいなかったのが10年で20倍に増えていますので驚異的な増加率です。
福岡市内のコンビニエンスストアなどに行くと働いているのは外国の方ばかりです。
そして、外国籍の方も家賃が安い物件に住む傾向にあります。
賃貸管理をしていてベトナム人入居者の部屋の下の階の方から水漏れのトラブルの連絡が入り、現地に行ってみるとそのマンションはほとんどの方が外国人でした。
ここは日本ですか?と疑うくらいの数だったので驚きでした。
外国人が多く入居している物件は1部屋に複数の人が勝手に住んでいる事もありますので、夜はうるさかったりとトラブルも多いです。
福岡市内で外国人入居者が多いエリア
福岡市内でも外国人入居者が多いエリアは知っておいた方が良いです。
外務省の調べによりますと
福岡市東区:9,840人
福岡市博多区:8,097人
福岡市南区:5,468人
福岡市中央区:4,646人
福岡市西区:2,789人
福岡市早良区:2,221人
福岡市城南区:1,248人
となっており福岡市東区が最も多くなっています。
注意したいのは物件の近くに日本語学校などの施設があると周りに住んでいる可能性が非常に高いです。
実際に水漏れがあった物件の真ん前には日本語学校がありましたので、物件の近くは外国人の方ばっかりでした。
お風呂とトイレ別で家賃が安いまでは良かったけど・・・
家賃とお風呂とトイレ別に注意が行き過ぎて見落としがちなが洗濯機置場です。
家賃が安い物件は洗濯機置場そのものが存在しない物件も多くなります。
じゃあ、選択はどこでするのかというと一階のコインランドリーか近隣のコインランドリーです。
実際に私個人も福岡市東区で洗濯機置場がなくてコインランドリーで洗濯する物件に家賃が安いからといって住んだ事がありますが、かなり不便でした。
洗濯する度にお金を入れて洗濯をするわけですが、同じマンションの住民も同じ洗濯機を使用するわけですから特に女性の方は抵抗があると思います。
また、洗濯の時間が終わると洗濯物を取りに行くのもめんどくさくて、うっかり洗濯物を取りに行くのを忘れてしまった場合は知らない人に外に洗濯物を出されていたなんて事もありました。
福岡の家賃が安い物件には洗濯機置場が無い場合が多いので、間取りを見てみて洗濯機置場はどこなのかは必ず確認した方が良いです。
まとめ
この記事では意外と知らない福岡の家賃が安い物件に住む際に注意したい事について書いてきました。
家賃が安いという事はそれなりの理由があるという事は理解しておいた方が良いです。
家賃が安いのはいい事ですが、実際に住んでみるといろんな問題が出ていくる場合もありますので注意が必要です。
家賃が安い物件は魅力的ですが、利便性についても知っておいた方が失敗する確率が低くなります。
福岡の利便性で選ぶ場合はこちらも参考にどうぞ。