家を借りる際、なるべく家賃が安いものが良いと考える方は多いと思います。
家賃が安くていい物件に住めればベストですが、なかなか難しいです。
家賃が安い物件を探す場合は妥協は必要になってきますが、失敗はしたくないですよね?
この記事では家賃が安い物件を選ぶ際に失敗しない為に注意したい事について書いていきたいと思います。
目次
家賃が安い物件に住むには妥協は必要
家賃が安い物件を探す上でどうしても妥協しないといけない事は築年数です。
家賃が安い物件は築20年は超えている物件がほとんどです。
どんな物件でも原則、築年数が古いほど家賃は安くなります。
新築や築浅の家賃が高いのは当たり前なので多くの場合は、家賃と築年数のバランスを考えて「この位なら住んでもいいかな」と折り合いをつけて決める事が大切です。
ただ、築年数が古いというだけで「管理が行き届いていない」と考えがちですが、古い物件でもしっかり管理されており綺麗に保たれている物件は多いものです。
また、少しでも顧客のニーズに合わせるために、キレイにリフォームされている物件が多いのも事実です。
もちろん安さが売りのアパート等の場合には必ずしもそうとは限りませんが、築年数が古いというだけで敬遠していると、大変なお得物件を見逃してしまうことになります。
建物の外観はどうしても古いと感じてしまいますが、古い物件は意外と風呂・キッチンなどの汚れやすい水回りのリフォームがされていたり、壁紙などもキレイに張り替えられて、室内を見る限りは新しい物件と遜色ないことも案外あります。
家賃が安い物件に住むとメリットが大きい
条件の良い物件は家賃は高くなります。
少しでも満足できる賃貸物件に住もうとすると結果的に無理して家賃の高い物件に住む事になります。
家賃が高くなった分、仕事を頑張ればいいという考え方もありますが、実際に思うようにいかないケースもあると思います。
また、せっかくいい物件に住んでいるのに食費を切り詰めるなどの無理が出てきてしまうと本末転倒です。
家賃はどれくらい払っている?家賃にかける給料の割合は?の記事で収入に対する最適な家賃は給料の3割とご紹介していますが、家賃はとにかく安く抑えた方が良いです。
毎月の家賃が安いと支出を減らすことができますし、節約していれば将来の為に貯金だってできるかもしれません。
家賃が安い物件を選ぶ際に失敗しない為のポイント
家賃の安さだけで物件を選んで失敗してしまう方は実際にいらっしゃいます。
物件は選び方を失敗したからといって、ポンポン変えられるものではないですよね?
安い物件を選ぶ際は失敗しない為にポイントを整理して選ばなければなりません。
譲れない部分や妥協できる部分を整理してお部屋探しをすると失敗する確率が低くなります。
家賃が安い物件はどうして築年数が古くなりますが、築年数が古くても、メンテナンスが行き届いていれば、新築や築浅物件に劣らない快適さと設備を利用できるはずです。
反対に、メンテナンス不良の物件は、築年数を問わずすぐに汚くなり、設備不良も起こしやすいです。
内見時は、メンテナンスが行き届いているか、また室内に傷や汚れが放置されていないかをチェックしましょう。
水回りの清潔感、キッチンや風呂場の蛇口から清潔な水がすぐに出るかといった点は、特に確認しておきたいところです。
その他の失敗しない為のポイントを3つご紹介します。
駅から近い物件を選ぶ
賃貸物件を選ぶ上で、最寄りの駅からの距離はとても大事です。
いくら綺麗な物件で家賃が安くても駅までの距離がありすぎるとツライ思いをします。
駅チカだと家賃がやや高くなる場合もありますが、バスの定期代や駐輪所の料金を考えると、実はそんなに差がないこともあります。
ちなみに「駅から何分」という表示は、おおよそ1分=80mです。
往復だと1分あたり160m前後差が出ます。
周辺の商業・公共施設を確認する
スーパーやコンビニだけでなく、レンタルDVDや図書館、病院など人によって必要とする商業・公共施設は様々です。
自分にとって必要な商業施設はなにか、物件を決める前に考えておくとより快適に生活ができます。
毎日使う施設は駅からの帰り道にあるとベストです。
ただ、近いからと1階に飲食店やコンビニが入っている物件の場合は、夜間の騒音などの可能性も考えられます。
物件選びの際に夜間の環境をチェックするのもひとつの手です。
バス・トイレ別の方が望ましい
バス・トイレ一緒の物件は家賃が安い物件を探していく上でよく目につきます。
バス・トイレが一緒の物件の場合、「お風呂でトイレのにおいがする!」、「家族がお風呂に入っているとトイレが使えない」といったケースが考えられます。
また、バスとトイレが同じだとトイレやトイレタンクにカビが発生しやすい傾向があります。
ちなみに、ユニットバスとは、お風呂がある部屋がユニットになっているもののことで、トイレ・バスが同じという意味ではありません。
ただ、UBと書いてある物件でもバス・トイレが別になっている場合があります。
まとめ
この記事では家賃が安い物件を選ぶ際に失敗しない為に注意したい事について書いてきました。
物件を選ぶ際は立地がとても重要ですので、駅から近い物件をまず、基準に探してみると良いです。