お部屋探しの際にまず家賃はいくらまででどこのエリアに住もうかと考えると思います。
家賃・エリア・間取りはある程度決めてお部屋探しをされる方が大半ですが、物件を探していくとマンション・アパート・戸建といった3パターンの選択肢が出てきます。
その中でアパートのメリットとしては最近のアパートはデザイナーズでお洒落な外観のものが多いですので、外観を重視される方にとってはいいと思います。
新築のマンションと比較しても家賃がアパートの方が圧倒的に安いので家賃を抑えて綺麗な部屋に住みたい方にとっては向いていると思います。
その他のメリットとしてはマンションですとエレベーターがありその住民共同で使いますので、待つ時間が発生します。
時間がなく忙しい方にとってはアパートはすぐに外に出れますので時間の短縮にはつながります。
マンションのメリットとしてはアパートよりも設備や建物の構造のグレードが高いです。
アパートと大きく違うのが防犯上の問題です。
オートロックや廊下、エントランスに防犯カメラが設置されておりセキュリティ上ではマンションのほうが安心感があります。
いろいろと物件を紹介されていく中で建物の構造が鉄筋コンクリート造りであるとか木造といった建物構造が物件資料に書いてあります。
間取りや立地条件も重要ですが、この建物構造についても重要なポイントです。
この記事ではお部屋探しの際に知っておきたい建物の構造の基本について書いていきたいと思います。
目次
建物構造の種類【鉄筋コンクリート造(RC造)】
鉄筋コンクリート造りはコンクリートの芯に鉄筋を配して強度を高めている形になります。
鉄とコンクリートを組み合わせる事により互いの短所を補い合って強度や耐震性を向上させています。
防音性を重視したい方には鉄筋コンクリート造りがオススメでささやかな生活音は壁がシャットアウトしてくれます。
音や振動に強い為、マンションなどに採用されることが多い構造です。
建物構造の種類【重量・軽量鉄骨造(S造)】
コンクリートを利用せずに鉄製や鋼製の資材を用いたもので鉄骨板の厚みが6.00mm以上の構造になっているものを重量鉄骨造と呼びます。
鉄骨造りは木造よりも強度が高く、RC造よりもコストがかからないです。
コンクリートの壁がないので間取りの自由度が高く容易なリフォーム可能です。
建物構造の種類【木造(W造)】
建物の主要部分に木造を用いるW造りは現在の日本の住宅建築においては主流になっています。
鉄などと比べると強度は劣りますが、木造は通気性が良くて建築コストや家賃相場が最も安い構造です。
建物構造の種類【鉄骨鉄筋コンクリート造り(SRC造)】
鉄骨鉄筋コンクリート造りはとても頑丈な建築構造で耐久性が非常に高いです。
RC造とS造の長所を兼ね備えていますので、他の構造と比べてコストがかかっている分、強度も耐震性も非常に高いです。
まとめ
この記事ではお部屋探しの際に知っておきたい建物の構造の基本について書いてきました。
お部屋探しをする際でよく目にするものとしては鉄筋コンクリート造りか木造が多いです。
大まかに知っておきたい特性としては鉄筋コンクリート造りは防音効果に優れており、木造は音が響きやすいので注意が必要です。
耐震性に関してはRC造、鉄骨造、木造ではそこまで差はないです。
最も耐震性に優れているのは鉄骨鉄筋コンクリート造りになりますので、地震に対して不安な方はSRCを選ばれると良いです。