最近、弊社のお付き合い頂いている不動産オーナー様から不動産投資営業からのしつこい営業が増えていて何とかならないかという相談を受けます。
どういった勧誘かといいますと1,500万円から2,000万円のワンルームマンションを銀行から融資を受けて買いませんか?といった電話での営業になります。
不動産投資業界の営業はいままで様々な問題を起こしており印象が悪いです。
不動産投資が悪いわけではないですが、営業マンの問題でいい商品も悪い商品というイメージになってしまっています。
不動産投資営業からの営業の電話はいろんな会社から入りますし、頻繁にかかってくるとかなり迷惑に感じます。
同じ会社で担当別にかかってくるとさらに数も多くなります。
かかってきて断っている旨を伝えてすぐに電話を切るという方法も良いですが、それでもそのあとに担当を変えてかけてきます。
この電話をすぐに切る方法以外で「この人にかけても無駄だな」と感じさせて電話の件数が減るのが一番いいです。
この記事では最も有効な不動産投資営業の撃退方法について書いていきたいと思います。
不動産投資の勧誘は電話が多い
不動産投資の勧誘は電話での営業が多いです。
最近ではセミナーやキャッチなどに営業手法を変えている会社もありますが、それでも電話での営業が多いです。
そんな中で以下のような言葉で購入を勧めてきます。
・年金も期待できない時代ですので、不動産投資を年金代わりとして
・今は低金利の時代ですので、不動産投資なら大きな利回りを期待できる
・都心の新築マンションで、高利回りが期待できます
断ってもしつこく言ってくるので根負けして契約してしまう方もいらっしゃいます。
どのように電話で勧誘しているのか?
電話勧誘の不動産会社は投資用不動産を販売する為に若い営業マンを多く雇います。
そして一日中ひたすら電話での営業を行います。
電話番号は名簿業者から名簿を購入して調べます。
名簿業者は名刺や卒業名簿などを基にデータを作成して販売している業者です。
効率が良い営業ではありませんが、売れれば若い営業マンにとっては高い報奨金を受け取る事ができます。
この社員は数年でやめてまた新しい社員が入ってくるという繰り返しですので電話での営業は無くならないのです。
不動産投資営業の撃退方法【物件所有者と伝える】
不動産投資会社の営業は「現金で買いませんか」ではなく「ローンを利用して買いませんか?」という販売方法です。
ローンに対して自宅のローンがあるから難しいという切り返しだけでは簡単にあきらめてくれません。
そこで有効なのが物件の所有者のふりをするです。
重要なのは1件所有ではなく複数所有していると伝えましょう。
不動産投資営業マンにとって大切なのは電話先の人がローンを組める事です。
ローンを組めなければ営業をかける意味がないわけです。
一般的に年収の6倍までは不動産投資ローンを組むことができると言われていますので枠ギリギリまで所有している事を伝えましょう。
複数所有していて借りれる枠が残っていなければ営業マンもあきらめてくれます。
営業撃退する為のマニュアルを作っておく
投資用不動産を所有している旨を伝えてあきらめさせるのは有効ですが、営業を受けた時にしどろもどろになってしまうと意味がありません。
そこである程度、自分自身で断るパターンを決めておくと良いです。
具体的に伝える事によりスムーズに断る事が出来ます。
ある程度決めておく事は
・購入した物件の価格と場所
・家賃がいくら取れているか?
伝えるのはこのぐらいでいいと思います。
それ以上いろいろ聞いてきたらそれ以上は教えられないと断りましょう。
あまりにもいろいろ聞いて話が長くなりそうだったら仕事中なんでと切りましょう。
重要なのはもうローンが組めないくらい物件を所有していることを伝える事です。
今は色んなサイトに不動産投資用の物件を載っていますので、それをもとに考えると良いです。
不動産投資ローンの審査は通常のマイホームローンと違い、特殊です。
こちらの記事に不動産投資ローンについては書いています。
まとめ
この記事では最も有効な不動産投資営業の撃退方法について書いてきました。
この記事を読んで不動産投資自体が悪いものと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう事ではありません。
不動産投資にはかなりのメリットが多いですし、リスクの分をしっかり把握して購入しさえすれば失敗する事はありません。