不動産投資信託というのは実際に物件を持たなくても不動産投資ができるものです。

不動産投資を始めてみたいなと思っても資金が無かったり、勤続年数が足りなくて

住宅ローンを組めないなどで始める事ができない方もいらっしゃると思います。

不動産投資信託(J-REIT)は投資信託の仕組みを使って不動産投資ができます。

この記事ではJ-REITの内容などを説明していきます。

不動産投資信託とは?

不動産投資信託とは投資信託の部類に入るものです。

投資信託とは個人が投資のプロにお金を預けて運用してもらうものです。

運用してもらうものは不動産物件でマンションやオフィス、テントビルなどを購入してもらい

その家賃収入や売却益をお金を預けた個人に分配して利益を得るという内容になります。


不動産投資信託のメリット

■配当金がもらえる

不動産投資信託を所有していると半年ごとの配当金が支払われます。

JAPAN REITというポータルサイトを確認しますと利回りが確認できます。

2018年2月2日現在で平均配当利回りは4.01%です。

これは銀行に預けた場合の金利が0.02%

東証一部上場企業の平均利回りは1.62%(2018年2月2日)

等と比較した場合に不動産投資信託の配当金が高い事が分かります。

■少額でも投資する事ができる

もし不動産(現物)を現金で買う場合はけっこうな資金が必要ですよね。

不動産投資信託の場合ですと約一万円程で投資が始められます。

■分散投資ができる

現物の不動産の場合だと個人が複数持つ事は難しいですが、不動産投資信託の場合ですと

少額で投資ができますので、分散投資ができます。

分散投資は一つのものにすべてを投資するのではなく2つに分けて投資するなどして

リスクを分散させる考え方です。

■物件選びは必要ない

不動産投資(マンション経営)においては物件選びが成功のカギです。

不動産等信託は物件を探す必要なくプロが運用する為、物件を選ぶ

知識は必要ありません。

■基本的に手間はかからない

すべて運用のプロに任せる事になりますので、特に何か指示を出すことも

ありませんので、丸投げ状態になります。

不動産投資信託デメリット

■投資先(投資法人)が破綻してしまうと損失が大きい

株式などと同じで経済状況・金融状況が悪化すれば投資先商品の価格が大幅に

下落する事もありえます。

投資法人が破綻したとしても保有していた不動産を売却する事により得た売却益を

投資家に分配しますので価値が0円になることはありません。

■不動産市場の影響は受ける

不動産投資信託は実物の不動産を保有しませんが、不動産に投資していることに変わりはありません。

当然、不動産市場が落ち込めば影響をうけますし、景気が良くなればその分の影響もうけます。

■価格変動リスク

現物の不動産を保有するよりも価格変動リスクは大きいです。

不動産投資信託は証券化されていますので、株などと同じで売買が頻繁に行われます。

その為、価格の変動は激しくなっています。

不動産投資信託の始め方

不動産投資信託は3つのステップで簡単に始める事ができます。

①証券口座を開設する

まずはじめに証券取引所で売買するのに必要な「証券口座」を開設します。

証券口座の選び方は

・総合証券会社よりネット証券のほうがおすすめ

・売買手数料が安い会社を選ぶ

・開設キャンペーンをチェック

特に売買手数料は注意が必要で、総合証券はネット証券よりかなり割高です。

②証券口座へ入金

証券口座を開設したら口座にお金を入金します。

ネット証券ですと入金確認がリアルタイムで確認できるので早いです。

注意したいのが入金を必要以上にしない事で、いったん入金しますと引き出すのに

時間がかかってしまうからです。

③銘柄を選んで購入

銘柄を選ぶ際には大きく分けて運営方法は特化型・複合型・総合型というのがあります。

例えば特化型のなかには住宅のみを対象としているものや商業施設のみを対象としているもの

がありますので、どの分野のものを購入するのか決めて始めます。

J-REITの種類

J-REITには特化型・複合型・総合型という運営方法があり、その中に5つの不動産の種類があります。

①オフィスビル特化型

オフィスビルへの投資に特化したREITで景気に左右されてしまう為、安定性は低い

ですが、高い収益性が魅力ですのでハイリスクでもハイリターンを求める人に向いてます。

オフィスビル特化型のREIT

・日本ビルファンド投資法人

・ジャパンリアルエステイト投資法人

・野村不動産オフィスファンド投資法人

②住宅特化型

住居を利用する住宅に特化したREITで収益性はそこまでありませんが、安定性はあります。

安定的な収益を求める人に向いています。

住宅特化型のREIT

・大和ハウス・レジデンシャル投資法人

・日本賃貸住宅投資法人

・積水ハウス・SIレジデンシャル投資法人

③ホテル・リゾート型

ホテルやリゾートに特化したREITで英気と業績が連動していますので安定性は高くはありません。

株主優待券などが充実していますので有効利用したい方には向いています。

ホテル・リゾート型のREIT

・ジャパン・ホテル・リート投資法人

・星野リゾート・リート投資法人

④複合型

一つの分野に特化せずにオフィスビルと住居といったように複数の不動産に投資するREITです。

比較的に安定性が高いので、安定性を求める人に向いてます。

複合型のREIT

・大和ハウス・リート投資法人

・野村不動産マスターファンド投資法人

⑤総合型

複合型と似ていますが、総合型はオフィスビル・住居・ホテルリゾートいった形で

3つ以上を組み合わせるREITで安定性重視の人に向いています。

総合型のREIT

・オリックス不動産投資法人

・森トラスト総合リート法人

・阪急リート投資法人


まとめ

不動産投資信託について簡単に説明してきました。

始めるのに難しい事はありませんが、銘柄を選ぶ際には安定性を求めるか

大きなリターンを重視するかで変わってきます。

REITの銘柄は多くないですが、銘柄の情報収集をしっかりしたうえで取り組みましょう。