一昔前と比べて物の値段はどうでしょうか?
スーパーに行けば、乳製品、小麦製品などの食品が高くなっていると感じますよね。
スナック菓子にしても同じ価格で中身がどんどん少なくなっています。
そこでお金を増やさないと以前のように物を買う事ができなくなっているのが現状です。
銀行預金でお金が増えるペースではこの物価上昇に追いつく事ができないです。
この記事では物価上昇に対してできる事について説明していきます。
目次
物価上昇に備える方法【株式投資】
物価上昇に対しての対策としては物価上昇と同じか、それ以上のペースで資産を増やす必要があります。
そこでオススメなのが株式投資になります。
株式投資はインフレに強いと言われており、株に投資するという事は企業に投資する事です。
企業が上げる収益はインフレになることによって名目的には上昇するはずで、保有する土地などの資産価値も上昇する事になりますので、インフレが上昇する事により株価は上昇します。
ただ、株式投資といっても株は最低でも10万円程しますので、手軽に始める事は出来ないと思います。
さらに少額で始めたいのであれば、ほとんどの銘柄が1万円で買えるマネックス証券の「ワン株」というサービスもあります。
これはお小遣いからでも人気の銘柄への株式投資が始められるのでオススメです。
株式投資については
こちらの記事もどうぞ。
物価上昇に備える方法【外貨への投資】
通貨に対するインフレは円に対して起こります。
物価上昇に対してのリスクヘッジとしては外貨への投資が有効な手段の一つです。
インフレが起きて円の価値が相対的に下がった時にそれとは逆に外貨は円に対して値上がりする事になります。
外貨通貨はもちろんですが、外貨建ての投資商品でも同様の効果があります。
物価上昇に備える方法【金投資】
金投資もインフレヘッジに有効な金融商品になります。
実際にインフレヘッジ効果があるのかどうかを歴史で検証してみると、2度のオイルショックがあり猛烈なインフレの時代だった1970年代ですがこの期間のドル建て金価格とインフレ率の推移を比較してみますとインフレが加速する中でも金価格は上昇してインフレヘッジ機能をちゃんと果たしていました。
金投資については
こちらの記事もどうぞ。
物価上昇に備える方法【不動産投資】
資本主義経済における一般的な物価の上昇率は年2~4%と言われています。
超インフレになれば10%越えも視野に入れなければなりません。
そんな時に不動産投資なら物価上昇とともに不動産価格も上がっていく為、資産価値が大幅に下落することは考えにくく家賃も上昇していく事が予想されます。
不動産投資についてはこちらの記事も参考にどうぞ。
インフレによりお金の価値が・・・
昭和43年には現金輸送車が襲われた3億円事件が起こりました。
この3億円は当時の価値で換算すると現在の30億円以上の価値があったと言われています。
万が一、この3億円が見つかったとしてもそれは3億円の紙幣でしかありません。
30億円以上の価値があったものが10分の1になってしまったという事です。
急激なインフレが進み退職金2,000万円がもらうときに200万円の価値しかなかったら大変ですね。
このインフレヘッジの為に長期運用を強いられる大手の生命保険会社では不動産による資産運用が常識となっており、日本最大の生命保険会社は賃貸用不動産の運用延べ床面積で国内企業トップ3に入っているわけです。
まとめ
この記事では物価上昇に対してできる事について説明していきました。
銀行預金でお金が増えるペースではこの物価上昇に追いつく事ができないですので積極的に投資をする必要があります。
急激に物価上昇が進むことは考えにくいですが、どんどん物の価値は上がっていますので対策は取っておいた方が良いです。