不動産投資といっても様々な種類があります。

人気が高いのが現物の不動産を購入し運用する事により家賃収入を受け取る投資手法と投資信託という不動産投資を行っているプロに資金を預けて運用させてその運用で得た利益を分配してもらう投資方法の二つになります。

この記事では現物不動産or不動産投資信託のどちらがいいのかそれぞれの特徴について説明していきます。

目次

現物不動産を購入しての不動産投資のメリット【安定性のある家賃収入】

現物不動産投資の最大のメリットとしては家賃収入です。

入居者さえいれば毎月決まった金額が収入として入ってきます。

この家賃収入は他の投資にはない大きなメリットです。

現物不動産を購入しての不動産投資のメリット【自分の資産になる】

現物不動産を購入する際には金融機関から融資を受けて始めることがほとんどです。

月々のローンの支払いはありますが、ローンの返済は家賃収入で行っていきますし、返済が終われば不動産が資産になります。

現物不動産を購入しての不動産投資のメリット【利回りが高い】

不動産のタイプによっても変わりますが、預金などと比べると利回りは高くなっています。

銀行などに預けても年利0.02%ととても低いですが、不動産は中古のワンルームマンションに投資した場合は4%以上の利回りを見込めます。

現物不動産を購入しての不動産投資のデメリット

現物不動産投資のデメリットとしては不動産自体は高額ですので現金で買う事が難しいという事です。

基本的に融資を受けて購入する訳ですが、融資=借金になりますので抵抗のある方もいらっしゃると思います。

また、不動産は株式投資などと比べると現金化するのに時間がかかります。

売却してまとまった資金が必要となった場合も約3ヵ月以上は時間がかかります。

不動産投資信託のメリット【投資金が少額で済む】

現物の不動産と比べて購入する必要はないので比較的に安価な資金で始める事ができます。

不動産投資信託にも様々な銘柄がありますので、一口1万円から買えるものもあります。

不動産投資信託のメリット【運用する必要がない】

投資信託は投資のプロに資金を預けて運用してもらう投資方法ですので、自分自身で不動産を購入して運用するわけではないので気持ち的には楽です。

現物不動産ですと基本的な不動産の知識は必要ですが、投資信託は運用のプロに丸投げしますので深い知識は必要ありません。

不動産投資信託のデメリット

不動産投資信託のデメリットとしては不動産を所有しているわけではないので、自分自身の純資産になる事はありません。

不動産投資信託の場合は運用期間というものが定められており、その期間が終了したとしても不動産が自分のものになる事はありません。

利回りに関しても現物不動産投資と比べると低くなります。

まとめ

現物不動産投資と不動産投資信託ではメリットとデメリットが違います。

現物不動産の大きなメリットとしては家賃収入や純資産になるという事です。

ローンを組んで始めたとしても支払いを家賃で支払っていけますので、家計に影響は出ませんが、空室になった時は負担金が出ますのである程度の予備資金は用意していた方が安全です。

不動産投資信託については少額で運用のプロに任せれますが、利回りが低くあまりメリットを感じない部分もあります。

それぞれの特徴をしっかり理解してどっちの投資が自分に合っているのかを判断しましょう。