海外に投資してみたいが企業の情報を得るのが難しいし、どこの銘柄を買えばいいのかわからないという方にとっておすすめなのが海外ETFです。
日本市場で代表的な商品としては日経平均株価やTOPIXのような株価指数に連動するETFがあります。
海外ETFは安定型で自由に売買ができ、分散投資にも向いた投資が初めての人にとっても入り込みやすい金融商品です。
海外の金融商品として考えた場合、ETFは比較的安定性の高いものと言えます。
海外ETFの特徴としては
■指数と連動するので動きが把握しやすい
ETFとは市場との連動性の高い金融商品ですので、ベンチマークとする指標の動きを気にしていればいいので細かな情報に左右されることなく相場を考えることができます。
■市場で自由に売買が可能
ETFは株式と同じように流動性の高い金勇商品になります。
好きなタイミングで市場でやり取りができるので利益を見越して売買することができます。
投資信託の場合ですと一日に一度しか取引できないということはありません。
■小額で分散投資できる
ETFは株式ほど大きな金額が必要ではなく、対象とする分野やベンチマークが豊富なので、リスクを考えて多方面への分散投資が可能です。
この記事では初心者におすすめ海外ETFについて説明していきます。
海外ETFの上場している場所は?
日本のETFが上場している場所は東京証券取引所と名古屋証券取引所ですが、海外のETFはアメリカや中国などのそれぞれの国が市場となります。
海外のETFを取り扱っている証券会社で海外の株の取引口座を作る必要はあります。
海外ETFは国内と比べると商品数が豊富であるという特徴があります。
取引の際のコストは?
国内のETFは株式と同じように証券会社によって取引手数料は変わります。
海外のETFも海外株式と同じ扱いですが、国内に比べると手数料は高めです。
海外のETFは海外の市場で取引となりますので、証券会社の口座に外貨を用意して運用する必要はあります。
窓口となる証券会社の得意とする外貨や証券市場をよく考慮して的確に運用できるようにしましょう。
海外ETFの種類
海外ETFは取り扱われていない債権や特定業種など多くの種類があるで為、分散投資がしやすいのが特徴です。
■先進国
アメリカのETF市場は世界全体のETF市場の約70%を占めており、銘柄数や資産額ともにトップクラスです。
特に「SPDR®S&P500®ETF」は有名IT企業の銘柄が組み込まれており世界最大の純資産額となっています。
■新興国
新興国関連のETFも人気で、GDP成長率も高い為、高い利回りを期待できます。
高い利回りを期待できる分、カントリーリスクや流動性のリスクは考えなければなりません。
■特定業種
国や地域といった区分ではなく特定の業種だけの銘柄で構成されるETFがあります。
特定の業種としてはヘルスケアや金融、公共事業といったものです。
■コモディティ
コモディティはある特定の商品のことを示しており金や銀といった貴金属や原油、小麦、トウモロコシなどのコモディティETFがあります。
海外ETFの手数料が低いネット証券
海外ETFを購入するにあたって、重要なのは各種手数料です。
特に海外ETFの場合は為替手数料だけでなく買付手数料などもあります。
海外ETFにかかる手数料が低いネット証券がおすすめです。
・楽天証券
楽天証券では売買手数料が約定代金に対して0.45%かかります。
取引手数料の1%分の楽天スーパーポイントがもらえる点が楽天証券の特徴です。
為替手数料は25銭です。
・SBI証券
売買手数料は約定代金に対しての0.45%で25銭の為替手数料です。
・マネックス証券
売買手数料は約定代金に対しての0.45%で25銭の為替手数料ですが、マネックス証券は特定の米国株・ETFの売買手数料を実質無料にしている点です。
まとめ
この記事では初心者におすすめ海外ETFについて説明していきました。
海外ETFは安定型で自由に売買ができ、分散投資にも向いた投資が初めての人にとっても入り込みやすい金融商品です。
海外の金融商品として考えた場合、ETFは比較的安定性の高いものと言えます。