老後資金は夫婦世帯で約3,000万円、単身世帯で約1,600万円は必要です。
年金をはじめとする社会保障制度にだけ頼っていても「老後破産」「老後貧困」と呼ばれるような状況に陥りかねません。
老後資金を準備する方法として真っ先に思い浮かぶのが貯金だと思います。
若い現役世代のうちにコツコツとお金を貯めていくという方法がある意味では一番オーソドックスな方法と言えるかもしれませんが金額的にも時間的にもかなりのやる気がないと目標金額を貯める事は難しいと思います。
この記事では貯金以外で老後資金を準備する方法はどんなものがあるのかについて書いていきたいと思います。
iDeCoで老後に備える
個人型確定拠出年金(iDeCo)とは毎月決まった金額を定期預金・保険・投資信託などに積み立て運用して60歳以降に年金として一時金として受け取る事ができる年金制度です。
最近は銀行の表に大きく広告があったりして注目を集めているIDECO(イデコ)です。
一番興味があるのは老後の資金を貯めつつ節税にもつながるという部分だと思います。
固定費の見直しをする
毎月必ず出ていく光熱費、通信費、食費などの固定費を節約するのも地味ですが老後の資金を準備するうえでは一つの手段になります。
ただ、いきなり固定費を大幅に切り詰めて一気に生活水準を落とすのは難しいと思いますので、できるところから始めると良いと思います。
例えばですが、固定費削減には以下のような方法があります。
・光熱費を削減する
光熱費については電力会社との契約内容を改めて見てみましょう。
もしかしたら不必要な高い電気代を払っていることもあります。
・通信費
スマートフォンや携帯電話、パソコンは欠かせない存在ですがこれが使えるのは毎月通信費を支払っているからです。
現在は格安スマホや格安SIMで通信費を抑える事もあります。
定年後も働き続ける
老後資金が足りないという事は老後の収支が赤字になっているという事を意味しています。
となりますと、老後の収入を増やすのも老後資金の不足をカバーする方法の一つです。
理想としてはずっと働いてきた職場で継続して働き続けるのが一番良いです。
貯蓄型の生命保険で備える
生命保険の中の終身保険は一生涯の保障が得られるものですが、解約返戻金があるので貯蓄性も備えています。
低解約返戻金型終身保険は保険料払込期間中の解約返戻金を通常より低く設定する事により保険料を安く設定できる商品です。
払込が完了した場合は解約返戻金が払込総額を超えるので多くのお金を受け取れるメリットがあります。
例えばですが、低解約返戻金型終身保険は保険料の総額が1,000万円だった場合に受け取れる保険金が51,100万円になるということがあります。
低解約返戻金型終身保険はは実質的に利子が付いたのと同じようにお金が増えます。
不動産投資で老後に備える
不動産投資は安定的に、持続的に家賃収入という不労所得を得る事ができますので「私的年金」として受け取る事ができます。
会社員の間にマンションを住宅ローンを使って購入する訳ですが、ローンの支払いは入ってくる家賃収入で支払っていき完済後には老後の安定収入として家賃収入を受け取る事ができます。
このローンの支払いを他人が払ってくれる家賃で支払い可能ですので、効率よく、手間がかからず、生活に負担なく資産形成ができます。
つまり、財布からお金が出ていくわけではないので、貯蓄型の生命保険やiDeCoを始めると同時に資産形成が可能という事です。
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まとめ
この記事では貯金以外で老後資金を準備する方法はどんなものがあるのかについて書いてきました。
老後に必要なお金はかなり大きな金額です。
若い世代のうちにどれだけ時間を上手に使って準備するかが大切です。