初めて投資をする人にとっては長く気軽に付き合える証券会社を選ぶことがとても重要です。
自分自身に合わない証券会社を選んでしまうと使いづらいなど面倒になってきて投資そのものに興味をなくしてしまうこともありえます。
特に働いている方であれば、対面型の証券会社よりもネット証券をおすすめします。
普段は働いているわけですから店舗に行く時間はないと思いますので、24時間見られるネットに特化し、サイト内容が充実しているネット証券で口座を持つほうがいいわけです。
ネット証券ですと、一万円ほどからの小額投資でも気兼ねなく投資することができます。
対面型の証券会社ですと、高めの商品をすすめられたり、見栄を張って高い商品を購入してしまったりすることがないので安心です。
パソコンやスマートフォンなどのネット環境が大奥の人たちのライフスタイルに溶け込んでいる現在は料金もアクセスも気軽に付き合えるのがネット証券だと思います。
この記事では初心者はネット証券を利用するのがおすすめについて説明していきます。
売買手数料について
余裕資金10万円を株式に投資する場合、いくらの売買手数料がかかるのでしょうか?
対面式の総合証券会社ですと通常売買額50万円以内で最低でも手数料は約2,700円前後かかるようです。
ということは10万円を使って銘柄を購入した場合ですと少なくとも株価が2から5%アップしないと元は取れないということになります。
一方、ネット証券の場合はというと10万円までは無料かもしくは数百円程度で取引ができるので、10万円の売買の場合ですと手数料は0.1%ほどで済みます。
このように、投資金額が少ない株式の売買ですと断然ネット証券が有利になります。
特に高いリターンを狙い、株価の上下動が激しい銘柄を月に何度も買い替えする場合は安い売買手数料のネット証券で取引することがお得です。
売買手数料以外にかかる費用
株式投資には売買手数料のほかに「口座管理料」と「振込手数料」がかかる場合があります。
口座管理料は口座を維持管理するための手数料で、無料のところもあります。
振込手数料は投資資金を証券会社の口座に振り込んだりする際に発生するものですが、ネット証券ならばほぼ無料です。
こういった経費も考えながら投資プランを立てることが重要です。
証券会社選びは手数料だけではない
証券会社選びをするうえで手数料は一つの基準となりますが、株式投資初心者にとって大切なのはネットサイトの充実度です。
例えばマネックス証券は取引手数料の安さもありますが、取扱商品が多いのとサイト内の情報充実ぶりが評価の高さにつながっています。
ネット証券を選ぶ基準は?
投資を始める場合はとにかく不安だと思いますので、周りの人に聞いたり、情報誌を見るなどして勉強するとよいです。
証券会社とは長く付き合っていくわけですからじっくり比較して具体的にどんな取引をしたいかどうかを決めてから証券会社を選びましょう。
実際に取引をしてみないとわからない部分もあると思いますので、最初のうちは他の証券会社に乗り換えてみてもよいと思います。
税金も考慮して投資をしましょう
投資にかかる費用としては取引における手数料や口座管理料だけではありません。
税金も考慮する必要があります。
株式の場合、売却益や配当などで得た利益には税金がかかります。
売却益と配当の税率:20.315%
債券については
利付け債の利息:20.315%
償還差益:15~50%
割引債の償還差益:18.378%
投資する金融商品によって課税対象が違ったり、引かれる税率が違ってきます。
まとめ
初心者はネット証券を利用するのがおすすめについて説明してきました。
初心者は投資を始める際はとにかく不安だと思います。
そんな中で、いきなり大きな金額を投資する方はいらっしゃらないと思います。
ネット証券であれば投資金額が少ない株式の売買ですと断然有利になりますのでまずはネット証券で始めてみましょう。