パソコンで見積もりができて、加入の手続きもできる「ネット生保」は保険を選ぶ際の一つの手段として多くの方が利用していると思います。
どんな情報でも手に入る現在、ネットや通販系生保で保険料の安い商品を探すことができるようになったことはとてもいいことです。
ネット保険を選ぶ人は
保険の営業から付きまとわれないから
見積もりが簡単にできるから
加入もネットで簡単にできるから
などといった理由から利用する方が多いようです。
確かに生命保険会社の設計書は分かりにくいですし、やたらと特約がべたべたとつけられてその特約の訳のわからない横文字の名前が付けられていて理解するのに一苦労です。
そして、説明する営業担当はいい事は言いますが、欠点は説明しない。
それに比べるとネット保険は余計な特約がなく保障内容が簡単に把握できるようになっています。
また、営業にかかわる費用が省かれていますので、保険料も割安です。
ただ、ネット保険はいいこと尽くしなのでしょうか?
この記事ではネット保険を有効に利用する方法について書いていきたいと思います。
ネット保険は安いが、欠点もある
最近の世の中は何でも「安い事はいい事だ」という風潮が蔓延しています。
生命保険の世界もその風潮から逃れられず、保険料の高い安いが雑誌などの記事でよく比較されています。
不景気な世の中で家計の中に占める項目で、真っ先にやり玉に挙げられるのが、生命保険料です。
目先、生命保険は役に立っていないし、今すぐそこに危機が横たわっているわけではないからだと思います。
そこで、保険料が安い「ネット保険」がもてはやされるわけですが、大きな欠点も理解しておかないといけません。
ネット保険は内容を理解するのに時間がかかる
生命保険は新しい特約が登場してきていますので、ネット上の情報だけでは理解するのは難しいです。
生命保険約款を読み込んで理解はできるんですが、約款もかなりの文字数ですので、完璧に理解するには時間がかかります。
特に知識の少ない方にとってはハードルは高めです。
私もネット保険に加入していますが、約款をみても文字数が多く、読むだけで大変でした。
ネット生保は告知が難しい
生命保険に加入する際は「健康状態の告知」が重要項目になります。
生命保険の告知は基本的に5年分の病歴が問われます。
過去5年の間にいつどんな病気で、何日間病院に通ったか等、はっきりと覚えている方は少ないとおもいます?
対面の保険契約であれば、保険の営業のサポートを受けながらなんとか告知できます。
自分で最後まで手続きを完了させるのはなかなか大変です。
ネット保険を有効に利用する方法
ネット保険を有効に利用する方法する際は
「3年や5年の短期的」
「ほんの短期間、一過的に」
保障を求めるのであれば有効に利用することができると思います。
例えば、子供が成長するまでの10年間とかいうように、短期間の保障を必要とする場合には保険料が安いネット保険が効力を大いに発揮すると思います。
長期的な保障で利用するよりは短期間で加入を検討するほうが良いと私は思います。
こちらの記事でもネット保険について書いています。
まとめ
この記事ではネット保険を有効に利用する方法について書いてきました。
ネット保険を利用する際は保障を大きくしたい機関に掛け捨ての定期保険で備えるというのも一つの方法だと思います。
私はそう考えてネット保険を利用しています。
生命保険はネット保険に限らず、全体的に内容が分かりにくいですので、保険のプロに相談しながら検討していくほうが良いと思います。