生命保険を検討するときに選択肢の一つとして共済があります。

共済は民間の保険と違い営利目的ではないので、掛け金(保険料)が安く、割戻金(配当金)があるなどメリットは多いです。

しかし、保障自体が手厚いものばかりではなく、十分な備えができると言い切れないもののありますので、保障部分が足りているかどうかを検討する必要はあります。

この記事では共済と一般の保険との違いについて書いていきたいと思います。

共済とは?

共済は協同組合などの団体が運営している保険の仕組みの事を言います。

民間の保険会社と違い営利目的ではないです。

その為、一般の保険と比べると保険料が安く、安い掛け金で保障を受ける事ができます。

また、掛け金も年齢によって上がらないものが多く、配当金(割戻金)などがあるという理由から人気があります。

共済で代表的なものは都民共済、県民共済、全労済があります。

共済と民間の保険の違い

共済は保険の一つですが、内容や特徴には違いがあります。

■民間の保険

加入者:誰でも加入できる

用語の違い:保険料、保険金、契約者、配当金

出資金:不要

保障額の上限:3億円(目安)

運営者:保険会社

■共済

加入者:組合員以外は加入できない

用語の違い:掛金、共済金、加入者、割戻金

出資金:必要

保障額の上限:3,000万円(目安)

運営者:全労済などの共済団体

共済は運営主体が協同組合などになりますので、1,000円からのプランがあるなど、保険と比較して安い料金で保障を受ける事ができます。

さらに運営費用に余剰がでれば割戻金があることになりますので、これも一つのメリットです。

用語についても保険料を共済の場合は掛け金と読んだり、保険金は共済金と呼んだりと違いがあります。

また、共済の保障内容は死亡保障と医療保障がセットになったものや個人総合賠償保険などがメインです。

民間の生命保険ですと様々なプランがありますので、プランの豊富さは民間の生命保険の方が多いです。

共済のメリットまとめ

共済のメリットとしてはまとめますと

・安い掛け金で保障が受けられる

・年齢によって掛け金は一律

・割戻金がある

・保険の請求手続きは簡単

共済の最大のメリットは民間の保険と比べると安い掛け金で保障が受けられるという部分です。

一般の生命保険ですと年齢が上がれば掛け金は上がります。

共済は年齢が上がるごとに掛け金は上がりませんので、30代40代以降からも加入しやすいと言えます。

そのほかにも割戻金があることが多いので実質的にさらに掛け金を抑える事ができるというメリットもあります。

共済のデメリットまとめ

共済のデメリットとしては保障内容が手厚いものではないという部分です。

特に共済の死亡保障の金額は数百万円などのプランが多く、上限としても3,000万円程です。

民間の保険は上限が3億円程ですので比べると少ないです。

子供がいる家庭などの教育費などを考えると足りないかなという感じです。

手厚い保障を求めるのであれば、共済と併用で民間の保険に加入するのも一つの手です。

まとめ

この記事では共済と一般の保険との違いについて書いてきました。

共済の大きなメリットは少ない掛け金で保障を受ける事ができるという部分です。

注意したいのは保障が不十分であるという事です。

子供がいる家庭などですとどうしても万が一の時にお金が必要となりますので、共済だけでは不十分な場合が多いです。

共済を検討するのであれば独身の人の方がメリットが大きいと思います。

共済だけでは不十分と感じるのであれば民間の保険も一緒に検討した方がいいです。