最近では自動車に関する税金も上がってきました。

自動車を購入する時だけでなく維持するだけでも結構な費用がかかってきます。

こういった状況ですのでできるだけランニングコストを減らしたいものです。

自動車保険に加入しないという方も増えてはいますが、自賠責保険だけでは補償内容が不十分なので自動車保険に加入するのが一般的です。

自賠責保険の保障内容は対人事故に限定されていますので対物は対象外になります。

例えば高級車とぶつかった場合は高額な請求がくることは間違いありません。

自動車保険の保険料を安くするためにまずできるのは各種割引制度の有効活用です。

ひとつひとつの節約効果は小さいかもしれませんが、誰でもすぐに活用できる割引が多いので、徹底的に利用すれば目に見える形で保険料を安くする事が出来ます。

この記事では自動車保険をできるだけ安くする方法について書いていきたいと思います。

目次

自動車保険を長期契約にする

毎年のように自動車保険は上がっています。

この背景には増税による影響もありますが、交通事故の増加による保険料の支払い、若者の車離れがあります。

若年層については今後も少子高齢化が進みますので、自動車の販売台数が大きく伸びるのは考えにくいです。

今後も保険料が上がっていく可能性は高いです。

そこで長期契約する事により支払う金額も一定になりますので値上げになっても金額が変わらないメリットがあります。

また、長期契約する事により割引が適用されるケースもあります。

走行距離で保険料は変わる

自動車保険の見積りをする際に金額に影響する大きなものとして走行距離です。

走行距離が長ければ長いほどそれだけ運転している時間が長いという事になりますので、一般的に事故に遭う確率も高くなると考えられています。

走行距離に関しては車に乗る機会が減ったり、仕事で遠出する必要がなくなったりと契約時よりもぐっと走行距離が減る可能性もあります。

軽い事故を起こした場合の対処方法

自分の家の車庫で少しかすってしまい車の色が落ちたり、駐車場に停めて置いたら車に傷がついてしまったこともあると思います。

そのちょっとしたことでも自動車保険の内容にもよりますが、保険金がおりるケースもあります。

2013年10月から東急据え置き事故が廃止になり一等級ダウン事故にカウントされるようになっています。

つまりちょっとした軽い事故の場合でも保険を使ってしまうと翌年度には等級が一等級下がるという事になります。

その結果、翌年の支払いが増えてしまいますので明らかに数万円かかるという状況でなければ保険を使わずに対処する方が得をする場合があります。

他の保険と重複している特約を排除

自動車保険には様々な特約がありますが特約を付帯する事で補償内容やサービスを拡充・追加することができます。

注意したいのが他の保険と補償内容が重複する場合があります。

例えば、家族で2台以上の車を所有しそれぞれの車で自動車保険に加入している場合複数台にこの特約を付帯すると補償が重複する事になります。

この場合ですと1台のみに特約をセットしてその他は外す事で重複を排除し保険料を安く抑える事が出来ます。

まとめ

この記事では自動車保険をできるだけ安くする方法について書いてきました。

自動車保険料を抑えようと考えた場合、自動車保険の補償そのものや補償の適用範囲が限定される場合もあります。

安く抑えるに越したことはありませんが、自動車保険選びや補償の設定の際には十分な補償を受けられるよう自分のカーライフをしっかり確認して慎重にそして自己責任で判断する事が大切です。