自動車事故では相手を死なせたり重い後遺症を与えてしまったとき、賠償金を支払わなければなりません。

ときには億単位の額を支払わなければならないケースもありますが、多くの方は個人ではそんな大金を支払う事は不可能です。

そこで登場するのが自動車保険です。

自動車保険に入っていれば交通事故でケガを負わせてしまった時の治療費や壊れた車の修理代を契約した保険プランの上限金額を限度に保険会社が支払ってくれます。

自動車保険には「自賠責保険」「任意保険」があり、自賠責保険は自動車とバイクを運転する際に絶対に加入しておかなければならない保険です。

加害者側に賠償金を支払う能力がなければ、被害者は自分で治療費を支払わなければなりません。

こうした事態を防ぐため定めた保険が「自賠責保険」です。

これに対し自賠責保険では補償されない部分を補う保険を「任意保険」といいます。

任意保険では壊してしまった公共物や自分や相手の車の修理代、自賠責保険の補償額を超える金額の補償などを行う事ができます。

任意保険にも様々なものがあり必ずしもすべての保険に入っておく必要はありません。

この任意保険にどれくらい入っているかどうかで損害賠償の金額が変わってきます。

自家用車を購入する時はどの保険に加入するかをあらかじめ検討しておく必要があります。

この記事では交通事故について考えた時に重要な自動車保険の必要性について書いていきたいと思います。

2時間に1人が死亡する交通事故

日常生活で最も身近なリスクといえる交通事故です。

平成26年版の警察白書によると平成25年の交通事故の発生件数は62万9021件で負傷者数は78万1,494人です。

また死者数は4,373人でこれは2時間に1人が交通事故で死亡していることになります。

人生のリスクを考える上では交通事故のリスクは避けて通れないです。

重大事故のリスクが高まる二輪車事故

二輪車(自動二輪、原付バイク)の運転者は自動車などと衝突するとその衝撃を直接受けてしまいます。

その為、交通事故による死亡リスクは自動車同士の事故よりも格段に高くなります。

自動車同士の事故ですと死亡者は100件に1人いるかどうかですが車と二輪車の事故では100件あれば確実に2人亡くなっているという結果です。

自動車事故での高額賠償ケースが増加

自動車事故も増えています。

自転車事故は8割以上が自動車と自転車の接触事故ですが、最近では自転車と歩行者の事故も目立つようになっています。

歩行者が障害を負ったり死亡すれば、自動車事故並みの高額賠償請求がされることもあります。

自転車だからといって責任が軽くなるわけではないとしっかり認識する事が大切です。

自転車事故での加害事故

自転車の保険は加入義務がないので高額な賠償を請求されることも少なくありません。

■賠償額5,438万円「東京地裁、2007年判決」

成人男性が信号無視して交差点に進入し横断歩道を歩いていた55歳の女性と衝突し、女性は頭蓋内損傷などで亡くなった。

■賠償額6,779万円「東京地裁、2003年判決」

ペットボトルを片手に持った男性が自転車で坂道を駆け下りスピードを落とさないまま交差点に進入し、横断歩道を渡っていた38歳の女性と衝突し3日後に死亡。

まとめ

この記事では交通事故について考えた時に重要な自動車保険の必要性について書いてきました。

車を運転する上で必ずリスクはついてきますので、そんな時にリスク抑えるのが自動車保険です。

他人事で自分には関係ないと思っていたら大きな責任負う事になってしまったという事もありますので、リスクをしっかり把握してから保険は検討しましょう。