生命保険とは日常の生活の中で

起こりうるリスク、病気やケガ、死亡により起こる経済的な負担などに

備えるものとなります。

その生命保険ですが、払い続ける事によって効果が得られます。

保険料の支払いが難しくなり、払えなくなってしまっては保険の効果は得られません。

この記事では生命保険料を払う事が困難になった場合に何かいい方法はないのか?

について書いております。

生命保険の保険料は月々どのくらい払っていますでしょうか?

生命保険文化センターが実施した【生活保障に関する調査】(個人調査)によると

◇年間払込保険料(個人年金保険の保険料を含む)

男性 平均 24.1万円

女性 平均 18.2万円

払っている金額の割合的には男性が12万~24万円未満で女性は12万円未満が一番多くなっています。

月々の平均の保険料としては男性が2万円くらいで女性が1万円程ですね。

ただ家族構成によってもちろん金額は変わってきます。

1世帯当たりで年間41.6万円で月額35,000円の保険料を支払っています。

この数値から見るとけっこう生命保険にはお金をかけてる方が多いようですね。

生命保険は何十年も支払っていくものなので月々で見るとそこまでないですけれどトータルで支払う金額は20年で840万円ですからかなり新車の車が何台か買えますね。

ただ、生命保険は大切なものですので、必ず必要なモノだと思います。

◇年収別平均保険料

・年収1000万円以上で月額平均3.07万円

・年収700~1000万円未満で月額平均2.05万円

・年収500~700万円未満で月額平均1.75万円

・年収300~500万円未満で月額平均1.63万円

・年収300万円未満で月額平均1.45万円

年収が高い方ほど、保険料金は高いのが分かりますね。

生命保険は長い期間をかけて払っていきますので、その長い期間の間にはいろんなライフイベントがあったりしますし、予期せぬ出来事もたくさん起こってくるとは思います。

失業や病気等の出費の増加などで保険料が高すぎて払えないという方もいらっしゃいます。

生命保険というのは払い続ける事に意味があるとは思いますが、20年、30年と支払っていく中でそうなってしまった時に考えるのが保険の解約や別の保険への乗り換えという方法があります。

解約や乗り換え以外にも「払済保険」「延長定期保険」という方法もあります。

生命保険というのは仕組みも複雑ですが、専門用語が多くわかりにくくなっています。

基本的な保険の知識を得てみようかなという方はファイナンシャルプランナーの資格など取られると勉強になります。

ファイナンシャルプランナーの資格も3級から1級までありますが、一般的な知識だけ必要という方は3級を勉強されると良いでしょう。

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払済保険・延長定期保険とは何なのか?

払済保険や延長定期保険は現在、加入している保険を解約した時に出る解約返戻金を原資として変更後は保険料を支払わずに保険の効果を継続できるという方法です。

解約返戻金というのは解約した時に戻ってくるお金のことです。

保険商品によっては支払った金額よりも多い金額が返ってくるプランもあれば、解約時に解約返戻金が戻ってこないプランもあります。

もちろん解約返戻金は払った保険料に対しての金額が返ってくるものですので、払い込んだ期間が短ければ戻ってくるお金も少ないです。

この払済保険と延長定期保険ですが、どちらも似ていますが、異なる点もあり、どちらが良いかについてはケースバイケースになります。

簡単に言いますと

◇長期的な保障が必要であれば払済保険

◇期間は短くなってもいいから手厚い保障を受けたいのであれば延長定期保険

といった具合で何を重視するかで変わってきます。

■払済保険のメリット・デメリット

払済保険についてはメリット・デメリットがありますので必ずしっかり理解したうえで手続きする必要はあります。

◇払済保険のメリット

・払済保険に変更した時点から保険料が発生しない。

・保険全額は減ってしまっても主契約の保障は継続しする事ができる。

主契約の保障とはどういったものなのかと言いますと

保険には主契約=メイン、特約=オプション(主契約に追加するもの)があります。

主契約とは・・・生命保険の場合は死亡した時に受け取れる死亡保険金を受け取るという部分の事です。

特約とは・・・先進医療特約(先進医療を受けたときに保険金が受け取れる)や通院特約(退院後の通院日数に応じて給付金を受け取れる)などの事です。

払済保険変更後も責任準備金は同じ予定利率で運用され続けるので解約返戻金は増えていくという事です。

予定利率とは・・・契約者に約束する運用利回りの事で運用利回りは年に何%で納めた保険料を運用できるかという数値の事です。

◇払済保険のデメリット

・保険料金を支払い続ける場合よりも保障額は小さくなってしまう事。

・契約は主契約のみになり、特約も配当金なども一部例外を除いてなくなってしまう事。

・一度、払済保険にしてしまうと元に戻すことができない事。

この制度の利用する目的としては保険料の払い込みをストップする事で、保障額は少なくはなりますが保険料を払うことなく保障を持つ事ができるという事です。

■延長定期保険のデメリット・メリット

延長定期保険にもデメリット・メリットがありますのでしっかり理解しましょう。

◇延長定期保険のメリット

延長定期保険を利用する事で保険料の支払いを中止しても、ある一定の期間は保証を保つことができます。

例え保険料が払えなくなっても、高い保障を維持したまま金銭的な負担を減らすことができます。

◇延長定期保険のデメリット

デメリットに関して払済保険とあまり変わらないですが、延長定期保険に切り替えるとそれまで主契約に付いていた特約は全て消滅しますので死亡保障等のみになりますので特約で入院保障や医療保障をつけていた場合は別の医療保険に加入する必要も出てきます。

延長定期保険は一時的に保険料の支払いが厳しくなっているが、保障は減らしたくないなという方に役に立つ保険となっております。

この延長定期保険に切り替えてしまいますと元の特約が消滅してしまうリスクもありますが、延長定期保険には

「復旧」という一定期間内(主に3年以内)であれば、元の契約に復帰する事ができる制度もあります。

特に適している職種の方々としては個人事業主などの自営業の方々だと思います。

資金繰りが厳しくなった場合に一時的な見直しとして利用し、うまくいき始めたらまた元に戻すという方法が良いかと思います。

ただ「復旧」を利用する際は各生命保険会社ごとで細かく規定が決められているので現在加入している保険会社へ詳細を一度確認してみる事をおすすめします。

払済保険・延長定期保険に変更できる保険の種類

①養老保険

養老保険(ようろうほけん)貯蓄型の生命保険の一種で、一定期間保障がされ満期時には死亡保険金と同額の満期保険金が支払われる保険で満期は50~60歳に設定されており、文字の通り老後を養う為の保険です。

②終身保険

終身保険(しゅうしんほけん)は保障が一生涯続き、貯蓄も兼ね備えた保険です。

③個人年金保険

老後の生活に保険料を積み立てていき、あらかじめ決めた年齢から年金を受け取れる保険。

特約はどうしても外せないなという方には【保障の減額】

特約は絶対必要だし、特約がなくなるのはちょっとという方には保障の減額という方法があります。

払済保険や延長定期保険は保険の支払いが必要なくなるというメリットはありますが、特約は消滅します。

一つの生命保険の中にはいろいろな特約がプラスしている場合が多いと思いますが、そういった場合に特約が全部消えてしまうと困る方もいらっしゃると思います。

例えば

【主契約】お亡くなりになった時に保険金が支払われる死亡保障(主契約)

【特約】特定疾病(三大疾病)保障特約 ⑴ガン ⑵急性心筋梗塞 ⑶脳卒中になった時に、または死亡・高度障害の時に保険金が受け取れる特約

これは一例ですので他にもいろんな特約がありますが、この特約部分がすべてなくなりますので、本当に必要かどうなのかよく検討するべきだと思います。

保障は絶対に残したいという方にお勧めの生命保険料の節約としては「減額」という方法を取られると良いでしょう。

手続き後は保険料は発生しますが、保障を小さくする分、必要な保険料の金額も小さくすることができます。

死亡保険2000万円の分を1000万円にするといった具合です。

この減額という手続きに関しましてもできるかどうかは契約している保険会社に問い合わせをすれば確認できます。

解約する場合の注意点

やっぱり手続きもめんどくさいし解約でいいかなという方には注意点があります。

解約するととっても損してしまうこともあるんです。

それがお宝保険の解約です。

お宝保険というのは貯蓄性が高い終身保険などの保険の事を言います。

生命保険会社が契約者に対して約束する利回り「利率」を予定利率と言いますが、この予定利率はバブル崩壊以降ずっと下がり続けています。

例えばです平成元年頃の予定利率は5%超えの保険が多かったんですが、現在は1%程度となっています。

20年前に契約した保険終身保険などは「お宝保険」と呼ばれこういった保険を解約したり、保険料を安くする為に別の保険に乗り換えしたりするのは決していい選択ではありません。

契約内容はしっかり確認したうえで判断しましょう!!

月々の生命保険料を安くしたい方へ

◇実はマンション経営って生命保険に入った事と同じ効果がある

マンションと生命保険?ってなかなか想像つかないと思いますが、マンションを住宅ローンで購入すると「団体信用生命保険」という保険がついてきます。

この「団体信用生命保険」というのは住宅ローン返済中にローン名義人亡くなったり、重度の後遺障害になってしまった場合、全て残りの支払いが保険金で返済されます。

つまりは残された家族の方には住宅ローンを完済した無借金のマンションが残ります。

もちろんこれを売却すれば多額の現金が得られますし、引き続き賃貸として貸し出せば安定した家賃収入が長期的に確保できます!!

この団体信用生命保険の保険料は毎月の返済額に組み込まれていますので別で保険料を支払う必要はないんです。

しかも月々の住宅ローンの返済は毎月の家賃収入で支払っていくのでお部屋を借りている入居者の方が保険料も払ってくれるという保険なんです。

そうしますとどうでしょうか?

今の生命保険の余分な分をカットして保険の見直しができると思いませんか?

月々35,000円の保険料が半分の17,000円になったら、貯金もできますし、今の生活に少しは余裕は出るはずです。

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まとめ

生命保険料が払えなくなった場合は

まず現状の生活状況をしっかり把握する事が大切です。

今は加入している生命保険は本当に必要なのか?疑いを持つ事も大事です。

本当に自分自身に合った方法はどの方法が最善なのか考えた上で行動を起こしましょう。
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