小額の資金で始めることができるFX取引ですが、取引を行う際には取引業者に一定のお金を担保として預けなければなりません。

この担保金が証拠金といわれるものです。

証拠金はもともと商品先物取引で使われる用語になりますが、簡単に言いますと担保として預け入れたお金の範囲内で取引ができるという仕組みです。

投資家は証拠金×レバレッジ「1~25倍」の範囲で取引ができます。

例えば証拠金100万円を預けることによりレバレッジ10倍ですと1,000万円の取引が可能になります。

この記事ではFX取引(レバレッジ取引)で必ず必要な証拠金について書いていきたいと思います。

 

この記事の内容

1.レバレッジの倍率は最大で25倍

2.FXのレバレッジ効果による注意点

3.証拠金維持率とは?

4.マージンコールとロスカットとは?

5.レバレッジ取引で想定外の大損をした場合は?

6.まとめ

 

 

 

 

 

レバレッジの倍率は最大で25倍

レバレッジには倍率が設定されています。

以前は100倍という大きなレバレッジもあったんですが、現在は最大25倍までとなっています。

これは10万円の資金で250万円分の取引が可能になるという事です。

FXのレバレッジ効果による注意点

取引を開始して為替レートの変動により為替差益が出るとその時点の含み利益分が取引証拠金に加えられます。

また、逆に為替差損が出るとその含み損が証拠金が差し引かれます。

この利益や損失を加えたものが有効証拠金となります。

証拠金としてFX業者に100万円を預けた場合、最初はレバレッジ10倍で1,000万円の取引ができますが、為替差損で証拠金が95万円まで下がると950万円の取引しかできないことになります。

証拠金維持率とは?

取引を行ううちに含み損失分が大きくなってくると、取引を維持することがだんだん困難になってきます。

その為、FX業者は各社とも証拠金維持率というものを設定しています。

証拠金維持率とは担保の残りの余力を示す数字であり、それは以下ようにして割り出します。

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100%

 

マージンコールとロスカットとは?

マージンコールとは証拠金に一定の損失が発生した場合に顧客に知らせるいわゆる「イエローカード」です。

そしてマージンコールに対して追加証拠金を入れない場合はロスカット、つまり強制決済されます。

最近のFX業者では「ロスカットシステム」というものが備わっています。

ロスカットシステムとは損切りできないまま塩漬けにした結果損失額がどんどん膨らんでいった場合に顧客資産を少しでも保護しようとする観点からFX業者側が顧客のポジションを強制決済してしまう仕組みです。

例えば、証拠金維持率が50%を下回った場合はロスカット、20%を下回ったらロスカットといったように各社とも基準が違いので取引前に確認が必要です。

レバレッジ取引で想定外の大損をした場合は?

レバレッジを使う事により取引量が増えて結果としては損益も大きくなります。

レートではたったの1円しか動いていないのに実際は何十万円も動くというのがレバレッジのメリットであり、デメリットでもあります。

例えば100万円を25倍のレバレッジで運用した場合は1円の変動で25万円の利益を得られると同時に25万円の損をする可能性があり、2円変動したら50万円の損益が発生する事になります。

FXのリスクについてはこちらの記事もどうぞ。

大損しない為にも知っておきたいFXの5つのリスク

まとめ

この記事ではFX取引(レバレッジ取引)で必ず必要な証拠金について書いてきました。

為替相場では想定外の事が起こる事があります。

急激に2円の変動が起こるかもしれませんし、一瞬で50万円を失ってしまう場合もあり得るわけです。

バレッジを使った投資では安定した取引でコツコツと利益を出していくか、ハイリスクハイリターンで攻めるかなどの自分自身の投資スタイルを確立しておくことが大切です。

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