保険に加入するとなるとテレビやネットなどで情報を収集します。
保険に入って損しないように慎重に選ぶのは当たり前の話です。
実は身近なところにお得な保険があるにも関わらず、割高な保険に入ってしまう方もいらっしゃいます。
通販やネット商品よりも安い保険料の商品があるのをご存知でしょうか?
それは団体保険定期保険という保険です。
この記事では保険に入って損してしまわない為にも知っておきたい企業の団体保険の仕組みについて書いていきたいと思います。
目次
団体保険とは?
団体保険とは所属する企業などの団体が契約者となり、企業などを通じて保険に加入することにより格安な保険に入ることができます。
所属する企業や組合などの団体で、団体定期保険に加入できるのであればそれを利用しない手はないです。
もちろん、家族も加入できますので、家族の為にも努めている企業に団体保険がないのかどうかは確認したほうが良いです。
団体保険の保険料が安くなる仕組み
保険料は企業の規模が大きくなればなるほど、安くなります。
団体保険契約は1年更新で、一般的に5歳刻みで保険料は設定されていて、引き受けは告知書のみで可能です。
団体保険の元受けは大手生保を中心とした生命保険会社が行っていますが、団体定期保険は通常の保険の販売員から加入する価格の75%引きというものもあり、そうなるとネット生保よりも安い保険料となります。
団体保険は必要保障額に合わせるのにも最適
必要保障額に合わせて保険設計するのにも団体保険は向いています。
5年刻みで保険料が上がるのに合わせて、保険金額を減額していけば生命保険の最適化も図れます。
団体定期保険は簡単な告知で入りやすい
団体定期保険のもう1つのメリットは、医師の審査など面倒な手続きは不要で、簡単な告知で加入できる点です。
告知の内容の一例を見てみますと
・直近3ヵ月以内に医師の治療・投薬を受けたことがありますか?
・過去1年以内に病気やケガで手術を受けた事、または継続して2週間以上入院したことがありますか?
・病気やケガで2週間以上、医師の治療や投薬を受けた事がありますか?
・手、足の欠損または機能に障害がありますか?
・背骨(脊柱)、視力、聴力、言語、そしゃく機能に障害がありますか?
この項目がすべて「いいえ」であれば告知についてはクリアした事になり、仮に「はい」に該当する項目があったとしても詳細に進行すれば加入できる可能性は十分あります。
団体定期保険の仕組みを知らず損している人が多い現実
団体定期保険ですが、実は大手保険会社の社員の多くが加入しています。
日本では自分の所属する企業や団体で団体定期保険に加入できるにもかかわらず、存在を知らずにわざわざ保険販売員や代理店から高い生命保険に加入している方は多いようです。
この団体定期保険を積極的に活用すればかなりの保険料の節約につながりますので、必ず所属する企業にそういった制度はないのか確認しましょう。
まとめ
この記事では保険に入って損してしまわない為にも知っておきたい企業の団体保険の仕組みについて書いてきました。
知らない事で損するのはかなりもったいないです。
所属する企業に団体定期保険がない場合もありますが、団体定期保険は低コストで従業員に長く働いてもらう為の環境づくりができますし、会社が保険料を負担する場合は全額損金算入することができます。
その為、福利厚生の一環として取り入れている企業も多いので、まずは確認しましょう。