2011年3月11日、未曽有の大震災が東北・関東地方を襲いました。

こういった非常事態が起こると現実的な問題として損害保険が気になります。

実際にこういった震災時に損害保険はどのくらい役に立つのでしょうか?

この記事では損害保険の必要性について書いていきたいと思います。

地震に関するリスク

日本は地震、火山活動の活発な環太平洋変動帯に位置していて世界の0.25%の国土面積にあるのにも関わらず、世界で発生するマグニチュード6以上の地震の約20%が発生しています。

世界的に見ても日本は地震大国と言えます。

地震がいつ・どこで起こるかを予測することはできませんが、ある一定期間内にある地域が強い揺れに見舞われる可能性としては太平洋側の大部分が26%以上となっており、これは交通事故で負傷する確率の24%を上回っており、いかに地震の危険が迫っているかがわかります。

地震保険の必要性

日本で暮らす限り、地震などに対する備えは必要です。

この地震災害に対する経済的な備えとして地震保険があります。

国の被災者生活再建支援制度など災害時の公的な支援制度がありますが、最高300万円支給など最低限の支援に限られている事から地震保険に入るなどの自助の備えが重要となります。

国としても地震保険への加入を税金面でバックアップする観点から「地震保険料控除」を設けています。

また、国の防災基本計画でも地震保険の制度を充実し、普及率の向上を図ることが定められています。

地震被害をカバーする保険は少ない

東日本大震災を例にしますと被害が最も甚大だったのが地震による津波と火災です。

多くの家や自動車が津波や火災の被害を受けました。

こういった場合は家や自動車に保険は支払われるのでしょうか?

実は残念ながらほとんどの家・自動車の損害保険の支払い事由から地震は除かれています。

地震による被害が支払いの対象となる保険は実は地震保険だけです。

地震保険に加入できるのは火災保険加入者だけ

地震保険は火災保険に加入している家だけが加入できる保険です。

保険金額は火災保険の保険金額の30%から50%に相当する金額の範囲内となっています。

つまり、損害を受けた金額が全額保険で補えるわけではないです。

中には保険会社独自で地震保険で補えない残りの50%を補償している商品もありますが、保険料が高いのが現実です。

また、地震保険はあくまでも家「建物・家財」のみを対象としているものですから自動車は対象としていないです。

自動車には車両保険がありますが、この大多数も地震や津波は保障対象外です。

とはいっても有事を目の前にすれば財産を守ってくれる手段である地震保険を十分検討する必要はありそうです。

まとめ

この記事では損害保険の必要性について書いてきました。

世界的に見ても日本は地震大国と言えます。

公的な補助もありますが、補う形で地震保険も検討した方が良いと思います。