生命保険に加入する際に注意する事が多くあります。
生命保険に加入する際に絶対に必要なことは自分にとって不利になる事項をしっかり確認する事です。
加入さえしていれば保険がすべて支払われると思ったら大間違いです。
保険はマイホームの次に大きな買い物と言われていますので、加入する時は慎重にならなければなりません。
この記事では保険に入る際の注意点。いざ必要な時に困らない為にできる事について書いていきたいと思います。
支払われる保険金の種類まとめ
■死亡保険金
保険期間中に被保険者が死亡したときに支払われるもの
■満期保険金
保険金の満期日に被保険者が生存しているときに支払われるもの
■高度障害保険金
生命保険の特約として定められたもので保険約款に定められている高度障害状態になった場合に支払われる。例えば、両目とも関税に失明したり、言語そしゃく昨日の完全喪失などのかなり重度のものが定められています。
生命保険に加入する際に注意する事
保険に加入する際には「重要事項」の説明が義務付けられています。
契約する前に以下の内容をよく見ておきましょう。
・クーリングオフ制度「申し込みの撤回の期間」
・責任開始時期について
・保険金支払いの猶予期間及び保険契約の失効・復活
・保険金が削除される場合
・保険金が支払われない場合
この内容は対面で保険の販売員さんが説明を必ずしてくれますので、大切な内容ですのでよく理解しておきましょう。
保険に加入する際の注意点に関してはこちらの記事もどうぞ。
保険金が支払われない場合はどういった時?
・夫が妻を受取人として10カ月前に5,000万円の生命保険に加入していたが事業の失敗を苦にして自殺してしまった場合は保険金は支払われる?
被保険者が契約日から2年以内自殺した場合は保険金は支払われません。
・夫が妻を受取人にして生命保険に加入していましたが、大きな犯罪を起こし死刑となってしまった場合は支払われる?
被保険者が、犯罪または死刑の執行により死亡した場合は保険金は支払われません。
・保険金の受取人を子供にしていて被保険者を妻としていましたが、浮気を理由にご主人が妻を殺害してしまった場合は保険金は支払われる?
保険契約者が故意に被保険者を死亡させたときは保険金は支払われません。
また、戦争などで被保険者が死亡した場合は保険金が支払われません。
死亡した被保険者の数によっては死亡保険金の全額を支払ったり、その一部を削減してしまう場合があります。
保険金が支払われない理由としては生命保険制度の健全な運営に支障が出たり、保険契約者の利益を損ねるという理由もありますし、公益に反する事になるからです。
災害による保険金の給付金が支払われない場合
保険約款では災害による保険金や給付金が支払われない旨が次の通り定められています。
①契約者または、被保険者の故意または重大な過失によるとき
②災害死亡保険金受取人の故意または重大な過失によるとき(受取人が数人いる場合は他の受取人に対して残額を支払うことになります。)
③被保険者が犯罪行為をしたとき(保険約款ごとに取り扱いが異なる場合もあります。)
④被保険者の精神障害または泥酔状態を原因とする事故によるとき
⑤被保険者が運転資格を持たずに運転した場合に生じた事故によるとき
⑥被保険者が法令に定める酒気帯び運転またはこれに相当する運転をしている間に生じた事故によるとき
⑦地震、噴火または津波によるとき
⑧戦争そのほか変乱によるとき
ただ、⑦と⑧の場合は死亡した被保険者の数によっては保険金の全額が支払われたり、一部を削減して支払うことがあります。
まとめ
この記事では保険に入る際の注意点。いざ必要な時に困らない為にできる事について書いていきました。
生命保険は契約内容をよく確認しておかないと思っていた補償が得られない事もありますので、契約内容はよく確認して契約しましょう。
また、保険の見直しを検討されている方はこちらの記事もどうぞ。