第三者に住宅を貸すことにより家賃収入を得る事を目的とする不動産投資になります。

不動産投資にはワンルームマンション(1部屋)・ファミリータイプのマンション(1部屋)・マンション1棟・アパート1棟といった種類がありますが、その中の1戸建の住宅を貸し出すことを戸建賃貸経営と言います。

戸建賃貸経営にも土地をもともと持っている方が建物を建てて始める場合、土地がもともとついている中古の戸建てを購入して始める場合があります。

最近は中古戸建てを購入してリノベーションをかけて始めるケースが多いです。

自分の持っている一戸建てを賃貸に出して家賃収入を得るのか、売却して現金化するのか迷われる方もいらっしゃると思います。

この記事では一戸建てを賃貸に出す場合のメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。

一戸建ての賃貸は数が少ない

賃貸物件にはアパートやマンションといった種類がありますが、アパートとマンションの賃貸物件は全体的に数が多いですが、一戸建てを賃貸物件として出すケースは少ないです。

一戸建てに借り手がいないわけではなく、一戸建てを賃貸として借りたい人はいます。

一戸建てを賃貸として貸し出す数か少ない理由としてはあまり儲からないからです。

例えば、土地の上に一戸建てを建てる場合は一戸だけですので、一戸からしか家賃は入りません。

アパートを同じ土地に建てる場合はワンルームタイプの部屋を6~10戸といった具合に作る事ができますので、入ってくる家賃収入の総額は高くなるので、わざわざ一戸建てを建てて不動産経営を始める人はほとんどいないわけです。

また、一戸建て賃貸を始める方はほとんど住まなくなった自宅を貸すというパターンです。

住まなくなった家は売却する場合が多いのであまり賃貸として出す方はいないです。


一戸建て賃貸経営のメリット【希少性がある】

一戸建て賃貸は賃貸として出す人が少ない為、競合が少なくなります。

あまり物件がないので、希少性があります。

賃貸マンションのように数が多いわけではない為、競合物件が少ない市場で入居者を募集する事ができます。

これは一つの大きなメリットになります。

一戸建て賃貸経営のメリット【入居期間が長い】

戸建に住む人というのは子供がいるファミリー世帯が中心となります。

一度入居すると小学校、中学校への進学の関係上、2~3年で退去することは考えにくいです。

そのおかげでオーナーは長期間家賃収入を受け取る事ができます。

一戸建て賃貸経営のメリット【オーナー1人の判断で自由に修繕できる】

マンションの1部屋の場合は修繕を実施する場合は各部屋のオーナーとの話し合いのうえ実施する事になります。

その為、オーナー1人の判断で行いたい工事は実施する事はできません。

戸建賃貸経営の場合ですとオーナーは一人ですので、必要な工事などは自分自身で決める事ができます。

一戸建て賃貸経営のメリット【立地条件が問われない】

単身用のマンションの場合は駅からの距離が重要視されますが、戸建賃貸の場合はファミリー層が入居しますので駅からの距離よりも周りの環境を重視します。

子供の学区、公園の有無や静かな住環境によって左右もされます。

駅からの距離はあまり関係なくなるので立地に関してはある程度の場所であれば入居は付きます。

一戸建て賃貸経営のデメリット

戸建賃貸の場合、入居者が退去すると戸建全体をリフォームする必要がある為、リフォーム費用が高額です。

エアコンや給湯器などもファミリー向けの機械になりますので、単身者用より高額になります。

ファミリー向けの物件になると部屋も広めですのでクロスの張り替えなども金額が大きいです。

入居率に関しても賃貸の需要が高い時期は毎年1月から3月までになりますが、この時期を逃すと空室が埋まりにくくなりますので、長期で空室になる可能性も高いです。

空室を埋めるにはリノベーションするなど他の戸建てにない付加価値をつける事も一つの方法だと思います。


まとめ

この記事では一戸建てを賃貸に出す場合のメリットとデメリットについて書いてきました。

一戸建て賃貸は他から出ている物件が全体的に少ないので希少性はありますが、マンション経営と比べると修繕などの費用が大きくなりますので、ある程度は資金に余裕があった方が良いです。