賃貸物件を借りようと不動産会社に行くと建物の種類は大きく分けて、マンションかアパートで紹介をされます。
どちらの建物で探すかで希望通りの家賃の物件に住めるか、住みたい場所に住めるかどうかが左右されると思います。
この記事ではマンションとアパートに住むなら実際のところどっちがいいのかについて書いていきたいと思います。
目次
アパートとマンションのそれぞれのメリット
マンションと聞くとなんだか高級なイメージがします。
マンションはアパートよりも設備や建物の構造のグレードが高いです。
アパートと大きく違うのが防犯上の問題です。
オートロックや廊下、エントランスに防犯カメラが設置されておりセキュリティ上ではマンションのほうが安心感があります。
一方でアパートと聞くと学生さんが住むものというイメージの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
アパートのメリットとしては最近のアパートはデザイナーズでお洒落な外観のものが多いですので、外観を重視される方にとってはいいと思います。
新築のマンションと比較しても家賃がアパートの方が圧倒的に安いので家賃を抑えて綺麗な部屋に住みたい方にとっては向いていると思います。
その他のメリットとしてはマンションですとエレベーターがありその住民共同で使いますので、待つ時間が発生します。
時間がなく忙しい方にとってはアパートはすぐに外に出れますので時間の短縮にはつながります。
マンションとアパートのそれぞれのデメリット
アパートに住むデメリットとしてはセキュリティ面が甘いのと騒音などのトラブルに巻き込まれやすい事です。
マンションのようにオートロックがあるわけではありませんので、誰でも簡単に建物内に進入できます。
最近ですと監視カメラなどの設備を廊下などに設置しているアパートもありますが、築年数が経過したアパートは設置している事は少ないです。
音に関しても築年数が経過した古いアパートに多いですが、隣のテレビの音や会話が聞こえたり、最悪の場合はいびきの音が聞こえることもあります。
隣に少し神経質な方が住んでいたり迷惑な入居者が住んでいる場合は些細なことでトラブルに発展することも多いので注意が必要です。
マンションに住むデメリットとしては防犯性が高い分、アパートよりも比較的に家賃が高めという部分です。
部屋の広さに関してもアパートですと部屋に梁や柱などが出っ張ることはないですが、マンションの場合は柱や梁で圧迫感がある場合もあります。
その為、アパートと同じ平米数なのにマンションの方が狭く感じることもあります。
古いアパート・マンションは洗濯機の設置場所に注意
古いアパート・マンションは洗濯機の設置がベランダにあることも多いです。
暖かい時期はいいですが、寒い冬の時期に選択するのはかなりの試練です。
特に女性の一人暮らしで注意したいのが、外から見た時に洗濯物で女性が住んでいるかどうかが察知されるという部分です。
古いマンションより古いアパートの方が洗濯機がベランダにある確率が高いです。
洗濯物を洗濯機から取り出したり選択したりとベランダに出る確率が上がるとあまり防犯上よくないので注意が必要です。
アパートの方がマンションよりガス代が割高の可能性がある
ガスの種類にはプロパンガスと都市ガスがあります。
プロパンガスは都市ガスと比べてガス料金が2倍になるケースもあります。
プロパンガスはガス代を自由に設定できるので、それを悪用して不当に高いガス代を請求しているガス会社もあります。
自由にガス代を設定できるという部分がプロパンガスの料金が高くなる一番の理由です。
また、プロパンガスの場合はガスボンベを賃貸物件に配送してガスを供給するという方法です。
ガスを届ける為には配送、交換、点検、検査などと供給設備を確認するだけでも都市ガスよりも人件費がかかります。
この人件費が毎月のガス代として追加されている事も都市ガスよりもプロパンガスの料金が高い理由の一つです。
また、昔からプロパンガス会社がはアパートの大家さんに給湯器やエアコンなどを無償貸与するサービスを武器にアパートにプロパンガスを導入しているケースが多いです。
まとめ
この記事ではマンションとアパートはどちらに住むべきかどうかに比較しながら書いてきました。
やはり一番の違いは防犯性の部分でマンションとアパートでは大きく違います。
建物の外観を見ればどちらが入りやすいかは一目稜線だと思います。
防犯性を重視するのであればマンションの方がアパートよりは安全だと思います。
特に女性の一人暮らしの場合はマンションの方がオススメだと思いますし、マンションで探している方の方が多いです。
どうしても家賃を抑えたいのであればアパートの方が探しやすいですが、あまり家賃が変わらないのであればマンションにした方がいいと思います。