コモディティ投資は一般的に「商品先物取引」という名称で広く知られています。

投資の対象としては

石油・天然ガスといったエネルギー

小麦・トウモロコシ・大豆などの穀物

アルミ・銅などの非鉄金属

等が挙げられます。

ハイリスクで手が出せない商品のイメージがありますが、近年ですと小額で取引が可能なETF「上場企業投資信託」にも銘柄が挙がるようになっており取引を始める投資家の方も増えているようです。

新興国の経済が発展していろいろな食料の消費量が増えてきているため、パンやパスタの原料となる小麦の値上がりが世界的に続いている為、小麦の多くを輸入に頼っている日本でも、小麦の値段は上がっています。

コモディティ投資はこれらの物価上昇によって実質的な資産が目減りすることを防ぐという側面もあります。

コモディティ投資は株や債券とは違った動きをします。

例えば小麦の値段が上がればパン製造メーカーなどの原材料費を押し上げて、その結果株価が下がる傾向にありますが、コモディティ投資に投資しておけば小麦の値が上がることにより逆に利益を得ることができます。

個人投資家では小麦に投資するといっても現物保有は現実的ではありませんので、現物に投資したのと同じリターンが得られる投資信託やETFも登場しています。

この記事ではコモディティ投資とは?メリット・デメリットについて説明していきます。

 

 

この記事の内容

1.コモディティ投資のメリット

2.コモディティ投資のデメリット

3.コモディティ投資はどんな人に向いているか?

4.コモディティ投資の投資候補は?

5.まとめ

 

コモディティ投資のメリット

■分散投資になる

コモディティは国内株式、国内債券、外国株式、外国債券と異なった価格変動をしますので、投資対象に組み入れる事により分散投資の効果があります。

■インフレ対策になる

コモディティは実部資産ですので、産業や生活への結びつきが強い資産ですので、物価が上昇して、インフレになった場合は物価上昇に伴いコモディティの価格も上がる傾向になりますので、インフレ対策になります。

■金は安全資産と言われている

コモディティの一種である金は、安全資産と言われており、株式などのリスク性資産とは異なった値動きをします。

株価が下落した場合でも、金価格は下落しないという事もあります。

■先物取引は相場が下がっても利益が出る

コモディティ投資の方法の中で先物取引があります。

先物取引は売り建てる事により相場下落時でも利益を得る事ができます。

コモディティ投資のデメリット

■価格変動が大きい

コモディティの中には株価などと同様に価格変動が大きな銘柄もあります。

■妥当な価格水準の目安が分かりづらい

コモディティは利益から計算されるPERや純資産から計算されるPBRなどのように価格水準の目安となるものが算出コストしかないので価格水準の目安が分かりづらいです。

■専門的な知識が必要

コモディティ投資はコモディティ「商品」の銘柄の特徴や価格変動要因に関して専門的な知識が必要です。

どういう時に値が上がり、値下がりするのかを知っておく必要があります。

コモディティ投資はどんな人に向いているか?

コモディティを用いた投資は長期で資産形成を目指す運用方法には向いていません。

短期で需要などを読み機動的に売買することにより、投資リターンを上げようという方にとってはコモディティ投資は向いています。

コモディティ投資の投資候補は?

コモディティに投資する際の商品としては一例であげると、楽天証券の貴金属積立があります。

金、銀、プラチナの貴金属への投資はネット証券の中では唯一、楽天証券から行えます。

純金積立キャンペーンで1%楽天スーパーポイントがつきますが、購入手数料には2.7%かかります。

まとめ

コモディティ投資とは?メリット・デメリットについて説明してきました。

コモディティは実部資産ですので、産業や生活への結びつきが強い資産ですので、物価が上昇した場合はインフレ対策になります。

すべてコモディティに投資するのではなく、株や不動産などに分けて投資するとリスク分散になります。