年齢とともに人は病気にかかるリスクが大きくなります。
日本人の死因のトップはがんによるものです。
もし、がんになってしまった場合はどのくらいの入院日数がかかり、費用はどのくらいかかるのでしょうか?
この記事ではがんになるリスクやがんの入院日数、がんにかかった場合の費用について書いていきたいと思います。
がんにかかるリスク
日本人の死因は「三大疾患」と呼ばれたがん、心臓病、脳卒中が全体の5割強を占めています。
その中でもがんは1981年から死因のトップを維持し続けており、今では日本人の3.5人に1人ががんで亡くなっています。
医療が発達した現在でもがんの死亡者数が増え続けているのは高齢者の増加が関係しているようです。
死亡者が多いことから「がんは治らない」と思う人も少なくないです。
しかし、がんは早期に見つかる場合も多く、早い段階での治療をすれば治すこともできます。
もちろん再発のリスクもありますので、定期的にがん検診を受けるようにした方がいいです。
不安がある人はがん保険に加入する
がんにかかったとき、気になってしまうのがその治療費です。
しかし、公的保険の範囲内で行われる場合もあるので、過度に心配する必要はないですが、治療が長期にわたると負担が重くなるので、不安がある方はがん保険を検討した方が良いです。
がん保険の場合ははじめてがんと確定診断された段階で、まとまった診断給付金を受け取る事ができます。
これは通院治療でも受け取れるうえ、使い道も自由なので大変便利です。
がんの平均治療費と平均入院日数
気管支がん・肺がん:治療費「3割」約22.7万円 平均入院日数14.1日
乳がん:治療費「3割」約22.9万円 平均入院日数12.9日
直腸がん:治療費「3割」約33.6万円 平均入院日数18.7日
結腸がん:治療費「3割」約24.8万円 平均入院日数15.4日
胃がん:治療費「3割」約29.2万円 平均入院日数18.8日
出典:公益社団法人全日本病院協会「疾患別の主な指標」
がん保険は本当に必要?
保険に入らずとも公的な健康保険で保障される費用も多いです。
三大疾病になってしまった場合は高額療養制度などの保障が適用されて治療費・入院費が減額されます。
ただ、健康保険の保障でカバーできる費用には限界があります。
健康保険の保障は食事療養費や先端医療・薬品投与にかかる費用、差額ベッド代などは対象外となります。
がん保険に入るメリットとしては健康保険の保障に加えて特約に含まれる範囲内で手厚い保障が受けれます。
まとめ
この記事ではがんになるリスクやがんの入院日数、がんにかかった場合の費用について書いてきました。
がんは日本人の3.5人に1人がかかる病気です。
長い人生の中で自分が絶対にかからないとは言い切れませんので、なった場合にどのくらいの費用がかかり、入院はどのくらいするのかは知っておいた方が良いです。
知っておくことにより、がんにかかる費用や入院日数でそのくらいの費用がかかるか大体わかるので、それに向けて保険以外でも準備することは能だと思います。