マンションを賃貸目的で購入する場合は物件選びで立地とともに需要となってくるのが間取りです。
マンションの間取りも
・1K
・1R
・1DK
・1LDK
・2DK
・2LDK
などの間取りがあります。
賃貸マンションの間取りにも人気と不人気がありますので、人気のない間取りを選んでしまうと借り手がつかずに失敗してしまう事だってあります。
この記事ではマンションを賃貸目的で購入する場合はどんな間取りがいいのかについて書いていきたいと思います。
目次
物件を選ぶ際は立地が最も重要
国土交通省の平成27年度住宅市場動向調査報告書によりますと、回答の過半数の48%が「賃貸住宅を選ぶ際には立地を重視した」と回答しています。
間取りを含む住宅設備を重視したと回答した人は38%でしたので、間取りも入居がつくかつかないかの要因にもなりますが、まずは立地が重要と言えます。
資産価値が高い間取りは?
マンションを賃貸目的として購入する場合はどれだけ家賃収入を生み出してくれるかどうかで、そのマンションが資産価が高いかどうかが決まります。
家賃を安定して生み出してくれるマンションとしては単身者向けが良いです。
単身用のワンルームと2LDKなどのファミリー物件では面積が2倍以上になるからといって家賃も2倍になるわけではありません。
単身者向けのワンルームマンションの方が面積あたりの家賃で考えるとファミリータイプよりも高めです。
また、マンションを賃貸目的で購入する場合は空室が一番のリスクとなります。
空室にならないことはありえませんが、空室期間を短くすることはできます。
空室期間を短くするには賃貸の需要が高い都市の都心部の物件を選ぶことが大切です。
そして、都心部の単身用のマンションの方が入れ替わりも激しいので空室期間も短くできます。
単身用のマンションの方がお手頃
マンションを賃貸目的で購入となると物件の広さや築年数によって価格が変わります。
ファミリータイプの物件ですと当然、金額も高くなります。
ワンルームマンションですとファミリータイプの物件よりも費用としては抑える事ができます。
投資をやったことがない初心者の方やリスクをあまり負いたくないという方には価格が手ごろのワンルームマンションから始めた方がいいです。
そして間取りも1Kタイプや1Rタイプの方が、借り手に困らない万人受けする間取りですので、オススメです。
1Kタイプの間取りの特徴
一般的に1Kタイプとは居室とキッチンの間に扉や仕切りがあるお部屋の事です。
メリットとしてはキッチンと居室との間に扉がありますので、料理をしても部屋全体に匂いがいかないので、自炊を頻繁にする人にとっては1Kタイプが選ばれやすいです。
また、ワンルームとは反対で人が訪ねてきても扉で中が見えません。
デメリットとしてはキッチンと居室の間を扉で仕切って匂いがいかないようにできるのはいいですが、夏場にキッチンで調理するとかなり暑いです。
1Rタイプの間取りの特徴
一般的に言いますと1R(ワンルーム)は居室とキッチンに仕切りのないお部屋、居室内にキッチンがある部屋の事を言います。
メリットとしては築年数が経過している物件の場合は1Kタイプよりも家賃が安めになっている事が多いので、学生や安くで部屋を借りたいという方からの需要があります。
1Kだとキッチンと仕切りがありますが、ワンルームは扉などでの仕切りがないので開放感があります。
このワンルームタイプはデザイナーズマンションなどに最近よく見られる間取りです。
デメリットとしてはキッチンと居室との部屋の仕切りがない為、料理をすると匂が充満してしまい服に匂いがついてしまう可能性が高いです。
また、郵便物を受け取る際など人が訪ねてきた時に玄関を開けたら部屋が丸見えになる事が多いです。
まとめ
この記事ではマンションを賃貸目的で購入する場合はどんな間取りがいいのかについて書いてきました。
賃貸目的でマンションを購入する際は家賃が安定的に入ってくる物件を選ぶことが重要です。
取りもいろんな種類がありますが、都心部の1Rタイプ、1Kタイプといった単身用のマンションの方が空室期間を短くできますし、安定的に家賃収入を得る事ができます。