マンションを賃貸目的として購入した場合の大きなメリットとしては何もしなくても固定収入が入ることです。
その他にも様々なニーズに応えてくれます。
・老後の生活資金にしたい
・もう少しゆとりのある生活をしたい
・仕事を辞めて子供との時間を大切にしたい
・働いている会社が倒産しても生活費は必要
賃貸としてマンションを貸すことによって入る家賃収入、その家賃収入が大きな魅力です。
この記事ではマンションを賃貸目的として購入した場合のメリットについて書いていきたいと思います。
目次
リスクとリターンのバランスが良い
マンションを賃貸として貸す不動産投資の場合は他の投資と比べると抜群にリスクとリターンのバランスが良いです。
投資の代表例としては株やFXがあります。
その他にもお金を増やす方法としては銀行預金や定期預金もあります。
銀行預金は元本が減りませんが、見返りがほとんどないので、ローリスク・ローリターンのものとなります。
株式投資やFXの場合は投資した資金が返ってこない場合もあるが、うまくいったら大きな利益となるハイリスク・ハイリターンの投資になります。
マンションを賃貸として貸す不動産投資の場合はミドルリスク・ミドルリターンの投資になります。
これは元本は保証されませんが、投資した資金が一瞬で消える事はなく、うまくいった場合にはある程度の利益となる投資商品です。
売却益で思いがけない大きな収入もあり得る
マンションを賃貸目的として購入した場合は基本的に毎月入ってくる家賃収入が大きなメリットになります。
基本的には家賃収入で稼ぐことができますが、いい物件を安くで買うことができれば売却益というボーナスももらえる可能性があります。
勝ち組の大家さんになるには
・安定した家賃収入が見込める
・売却益も狙える
この両方の条件をゲットすることができれば立派な勝ち組の大家さんになれます。
注意したいのはなかなか売却益が狙える物件は出てこないので、まずは安定して家賃を受け取れるマンションを購入することを第一条件で考えましょう。
不動産投資は節税効果が高い
不動産投資は節税効果が高いと言われています。
マンションを賃貸目的で購入した場合は家賃収入が入り、管理費・修繕積立金や固定資産税、都市計画税、賃貸管理費、火災保険、ローンの金利、減価償却費、修繕費などの経費が発生します。
収入から経費を差し引いた額がマイナス、つまり赤字になった場合は給与所得から差し引くことができますので、給与所得から天引きされている所得税を取り戻すことができます。
これがマンションを賃貸として貸すことによって得られる一つのメリットです。
ここで赤字にになるんだったら意味ないのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
経費の中には減価償却費というものが含まれていて、この減価償却費が実は節税の大きな要になります。
減価償却費は不動産を購入したときに一度に費用にしないで、毎年少しずつ経費として計上する仕組みです。
すでにマンションを買っているので、減価償却費は実際にお金として出ていかないのですが、経費として計上することができます。
現実には発生しない経費である減価償却費が大きい場合は収支がマイナスになることがあり、このマイナスとなった金額を給与所得から引くことができるので節税対策になるわけです。
また、マンションを賃貸目的として購入する場合は大半の方が住宅ローンを利用します。
このローンの金利の部分も経費として計上できますので、さらにマイナスにすることができるわけです。
不動産投資はインフレに強い
不動産はインフレに強いと聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
これはどういうことかと言いますと
インフレになって物の値段が上がると当然の事ながら不動産の価格も上がります。
中古の車やモノなどはインフレになってもなかなか高く転売することが難しいですが、不動産の場合は場所さえよければ高額で売却することも可能です。
このことが不動産がインフレに強いといわれる理由です。
ただ、インフレに強い不動産は今後はますます限定はされていきます。
何故なら日本の人口は少子高齢化により減っていますし、人は都心に集まるからです。
インフレに強い不動産を購入するのであれば人口が集中している都心、地方都市の賃貸が十分に成り立つ場所のマンションを購入するようにしましょう。
まとめ
この記事ではマンションを賃貸目的として購入した場合のメリットについて書いてきました。
マンションを賃貸目的で購入する大きなメリットは家賃収入という安定収入を得ることができることです。
賃貸として貸す場合も売却益を得ようとする場合も立地はとても大切ですので、物件は慎重に選びましょう。