少子高齢化が進み、年金を取り巻く状況はさらに厳しくなっていきます。

老後2,000万円問題など世間にショックを与えたニュースもありました。

年金だけでは生活する事が難しいので、自分で準備を進めていく事が重要となっています。

30代は仕事ではキャリアを積みそれに応じて収入もアップしてきますが、結婚や出産住宅購入などの出費が重なりやすい現代です。

思うように貯金ができず貯金を切り崩してしまうこともあり得ます。

30代はリスクを取れないという方が多いと思います。

ただ30代は将来が見えてくる時期です。

年金崩壊が決定的な今できる限りの蓄えをしておく必要があります。

この記事ではや30代から始めやすい、リスクを取れない方におすすめのマンション投資について書いていきたいと思います。

目次

投資を始めるなら30代からが良い理由

投資と言うと年齢を重ねてからと言うイメージがあるかもしれませんが、日本証券業協会の平成27年度証券投資に関する全国調査(個人調査(によると30代後半の約13%が株式投資の経験者と言う結果になってます。

リスク回避するためにも早めの行動を定年までに30年ほどの余裕がある30代の資産運用はやはり時間に余裕があり長期の運用ができると言うのが最大のメリットです。

全体の割合から見ると少なく感じるかもしれませんが、30代に始めれば万が一失敗しても取り戻せる実感があるので短期間の利益を重視した無茶な投資を行うのではなく時間をかけて準備をしながら投資ができます。

50代から60代から投資を始めると短期間で目標額分の利益を出すためにはハイリスク商品を選ばないとなかなか利益は出にくいです。

しかも大きな損失を出すと取り返しがつかないことになります。

30代から始めれば時間があるので少しずつコツコツとローリスク・ローリターンの投資を続けていく事ができますし、運用で得た利益や利息を投資の資金として使えばまとまった資金も良いしやすく利益が利益を生む複利効果もあります。

長期投資するほど複利効果でどんどんお金が増えるので時間をかければかける程、お金がたまりやすいというのも大きなポイントです。

しかし、利益を上げても欲を出すと失敗はあります。

時間の余裕は投資における最大の武器なのです。

あせらず確実に達成できる無理のない目標を設定するようにすると良いです。
bookee

お金が必要になる30代は常にリスクを意識する事

投資にはある程度の資金が必要なのでは?と大半の方が思うと思います。

確かにハイリターンを狙うのであれば資金が多いほどリターンが大きくなるので有利です。

しかし、初めての投資は失敗する可能性もあります。

投資で失敗する多くの人はリターンばかりを意識し、リスクは見て見ぬふりをしています。

リターンばかりを求めた結果、リスクの重大さに気づかず、一度の損失で再起不能になるのです。

まずは収入に見合った少額スタートで無理なく始めるのがおすすめです。

30代は20代と比べて収入が増えても結婚、出産、住宅ローンなどの出費も大幅に増えてきます。

その為、自由に使える金額が少なく投資の資金にすることの余裕がないと言う方も多いですが、投資の経験を積むことも大事です。

今後の資産づくりに役立つので、まずは勉強の為にも収入にあった少額投資から始めてみることが大切だと思います。

30代から始めるおすすめの投資

どうしてもリスクが取れないという方には定期預金があります。

定期預金は毎月一定額を積み立てて預金を増やしていくものです。

預金には利息が付き、受け取る際には元本に利息を足した額で計算していきます。

複利効果は期待できますが、現在の預金金利は0.02%とかなり低いです。

かなりの時間をかけない事にはお金は増えないです。

リスクを取れないという方におすすめの投資を2つご紹介します。

1つは不動産投資で2つ目はiDeCoになります。

30代から始める不動産投資

不動産投資にも種類があります。

アパートやマンションを一棟丸ごと所有するという方帆もありますが、リスクを取れないという方には1部屋単位を所有して投資する区分マンション投資がおすすめです。

1棟マンションやアパートを所有するよりも1部屋単位になりますので、価格はかなり抑えれます。

区分マンション投資と株や債券などとの違いとしては、住宅ローンを利用する事ができるという事です。

ローンを利用できるメリットとしては物件が良ければ全額ローンで購入する事ができますので、元手が必要ない場合も多いです。

ローンの支払いを入ってくる家賃収入で支払っていきますので、購入した後もお金が財布から出ていく話ではないので、新たに負担が増えるわけではありません。

不動産投資初心者が区分マンション投資を選ぶべき理由の記事でもご紹介していますが、区分マンション投資はリスクを取れない30代の方にはおすすめの投資になります。


30代から始めるiDeCo

iDeCo(イデコ)とは、「個人型確定拠出年金」の愛称です。

簡単に言ってしまうと老後資金を自分で作るためのおトクな制度になります。

60歳までの間に毎月一定の金額(掛け金)を出して、その掛け金で投資信託や定期預金、保険などの金融商品を選んで運用し、60歳以降に運用した資産を受け取るというものです。

運用した資産が60歳の時にどのくらいの額になっているかは、その60歳になってみないと分からないですが、運用しだいで積み立てた掛け金(元本)を上回ることもあれば、場合によっては元本を下回る可能性もあります。

そして、iDeCoの最大のメリットは【サラリーマンの節税】iDeCo(イデコ)って有効なの?の記事でご紹介していますが、節税効果です。

例えば、iDeCoでも定期預金を選んで運用できますが、普通に定期預金を始めても節税効果はないです。

まとめ

この記事ではや30代から始めやすい、リスクを取れない方におすすめのマンション投資について書いてきました。

世の中にはいろんな投資が溢れかえっていますが、リスクが高いものも多いです。

リスクを取れないから定期預金でいいかなと考えてしまう方もいらっしゃると思いますが、物価がどんどん上昇!物価上昇に対してできる事の記事でも書いていますが、インフレリスクはあります。

どの投資を始めるにしてもリスクはつきものですので、そのリスクが自分にとって許容範囲かどうかを見極める事が大切だと思います。
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